2023.03.12
◇名古屋ウィメンズマラソン2023(3月12日/愛知・バンテリンドーム ナゴヤ発着)
JMCシリーズG1の名古屋ウィメンズマラソン2023が行われ、前田穂南(天満屋)が2時間22分32秒で日本人2番手の3位に入り、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権獲得条件である日本人1~3位+2時間28分00秒以内をクリアしてMGC切符を手にした。ブダペスト世界選手権の派遣設定記録(2時間23分18秒)をクリアした。
前田はルース・チェプンゲティチ(ケニア)が抜け出した後方の第2集団でしっかりペースを刻む。25km以降は鈴木亜由子(日本郵政グループ)が抜け出すも、力強く前を追いかけ、食らいつく中国のチョウ・トクジュンも抑えた。
前田は19年のMGCで優勝して東京五輪代表入り。本番では故障もあって2時間35分28秒で33位だった。五輪後は度重なる故障やアクシデントが続き、昨年の北海道マラソンは新型コロナウィルス陽性で棄権、今年の大阪国際女子マラソンは左足を痛めて欠場。五輪(21年8月)以来、1年7ヵ月ぶりのフルマラソンだった。苦しい時期を乗り越えてまさに正念場でのMGC獲得。見事な復活を遂げた。
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