2023.02.24
大阪マラソン2023(2月26日開催)に出場する招待選手が2月24日、記者会見を行い、2日後に向けた意気込みを語った。
男子招待選手で東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は、まだパリ五輪代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップの出場権を手にしていない。目標を「MGC出場権を獲得すること」とし、タイムに関しては「2時間7分30秒以内、自己ベスト(2時間7分27秒/2018年)の更新を目指したいです」と話した。
また、レースに向けて「30km以降はアップダウンがありますし、昨年の映像を見ても自分からレースを動かすことはしないと思う。外国人には2時間4分台を持っている選手がいるので、しっかりレースを見極めながら、自分の力を42.195km、最後まで出し切れれば良いなと思います」と語った。
日本人招待選手の自己ベストで最も速い記録(2時間7分05秒/2020年)を持つ定方俊樹(三菱重工)は「2時間7分05秒を出した時よりもすごく良い準備ができていて、何の不安もなくレースを迎えられる」とコンディションに自信を見せた。
2時間7分38秒の自己記録を持つ大塚祥平(九電工)は「日本人・海外選手共に強い選手が多いので、順位はあまりイメージしていないが、タイムは自己ベスト、2時間6分台が出ればいいなと思っています」と力を込めた。
海外勢は自己ベスト2時間4分台が2人、5分台は2人、6分台は3人が参戦する予定。そのうち、2時間4分53秒(2021年)の記録を持つアバイネ・デグ(エチオピア)は「自己記録よりも良い記録を出したいです。できれば優勝したい」と話していた。
パリ五輪MGC出場権対象レースであり、ブダペスト世界選手権の代表選考レースとなる今大会。レースは2月26日9時15分にスタート。大阪府庁前をスタート、大阪城公園内をフィニッシュとするコースで行われる。大会の様子はNHK総合で9時から中継される。
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