2023.02.18
2月18日、世界クロスカントリー選手権が豪州・バサーストで行われ、U20女子(6km)は溝上加菜(ルーテル学院高3熊本)が日本人トップの17位でフィニッシュした。
エチオピア、ケニアといったアフリカ勢がレースをリードするなか、日本勢は先頭からやや離れた位置をキープ。溝上は序盤から日本人トップの順位でレースを進める積極的なレースを展開する。2kmを19位で通過すると、4kmでは17位に浮上。その後も粘りを見せ、22分37秒で初の海外レースで結果を残した。
以下、18位古田島彩(白鵬女高2神奈川)、20位村岡美玖(長野東3長野)、21位野田真理耶(北九州市立高3福岡)と続き、国別対抗の団体戦では5位に入った。
優勝はS.ゲタチェウ(エチオピア)で、タイムは20分53秒だった。
また、U20男子(8km)では柴田大地(洛南高3京都)の24位が日本人最高。岡田開成(洛南高2京都)が35位で続き、前半先頭を引っ張った吉岡大翔(佐久長聖高3長野)はゴール前で立ち止まり、途中棄権となった。
世界クロスカントリー選手権 U20上位と日本人成績
<男子> 1位 I.キプクルイ(ケニア) 24分29秒 2位 R.K.チェルイヨット(ケニア) 24分30秒 3位 B.ディリバ(エチオピア) 24分31秒 24位 柴田大地(洛南高3京都) 26分39秒 35位 岡田開成(洛南高2京都) 27分05秒 42位 安原海晴(滋賀学園高3滋賀)27分28秒 63位 東泉大河(駿河台大) 30分21秒 吉岡大翔(佐久長聖高3長野)途中棄権 長嶋幸宝(西脇工高3兵庫) 途中棄権 団体(上位4人の合計順位) 1位 ケニア 22 2位 エチオピア23 3位 米国 81 9位 日本 163 <女子> 1位 S.ゲメチェウ(エチオピア)20分53秒 2位 M.エイサ(エチオピア) 21分00秒 3位 B.ディリバ(ケニア) 21分01秒 17位 溝上加菜(ルーテル学院高3熊本)22分37秒 18位 古田島彩(白鵬女高2神奈川) 22分46秒 20位 村岡美玖(長野東高3長野) 23分07秒 21位 野田真理耶(北九州市立高3福岡)23分11秒 25位 澤田結弥(浜松市立高2静岡) 23分20秒 29位 米澤奈々香(名城大) 23分29秒 団体(上位4人の合計順位) 1位 エチオピア 15 2位 ケニア 22 3位 米国 54 5位 日本 76
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.15
【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位
-
2025.07.14
-
2025.07.14
-
2025.07.12
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.15
28年ロス五輪の競技日程が決定! T&Fは7月15日~24日 競歩は27日、マラソンは29日と30日に実施
2028年に開催されるロサンゼルス五輪の組織委員会は、大会開幕まで3年となった7月14日、各競技の詳細な日程を発表した。 陸上競技については、すでに昨年6月の段階で、1972年ミュンヘン大会以降は大会後半に行われてきた従 […]
2025.07.15
1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会
関東学生網走夏季記録挑戦競技会(7月20日/北海道・網走市営陸上競技場)のスタートリストが7月15日、同連盟の公式サイトで発表された。 5組で行われる男子10000mは、最終5組に各大学の主力選手が名を連ねた。國學院大か […]
2025.07.15
【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位
7月5日に埼玉県越谷市で開催されたアスリートリンゲージフェスティバルの男子棒高跳で中学3年生の大森蒼以(KPVC・埼玉)が中学歴代2位の5m00をマークした。 大森は2011年3月生まれの14歳。5月には4m90を跳んで […]
2025.07.14
DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦
7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]
2025.07.14
男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー
7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会