2023.02.18
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/5931df71329d9c7bd9c5820ac3689b5e.jpg)
〝ハイブリッドランニング〟を「効率的に体幹トレーニングができる」と太鼓判を押す瀬古利彦氏
厚底シューズの登場でマラソンシーンは激変。トレー ニングも変わりつつある。そのなかで日本発と言える 〝新メソッド〟が登場した。「SIXPAD Powersuit Core Belt」(シックスパッド パワースーツ コアベルト/以 下、パワースーツ コアベルト)の活用をベースに開発 された「SIXPADランニングメソッド」だ。日本マラソン界のレジェンド・瀬古利彦氏も、そのポテンシャルを 実感。「新時代のトレーニングになる」と絶賛している。
ランニングは体幹が重要
シューズの進化もあり、近年の長距離種目は記録水準が大幅にアップした。同時に、股関節まわりのケガや故障が増えている。ランニングシーンが急激な変化を遂げているなか、日本ランニング協会は新たな練習 方法を模索していた。そして、たどりついたのがパワースーツ コアベルトを活用したトレーニングだ。
EMS(筋電気刺激)を搭載したパワースーツ コアベルトはお腹まわりを鍛えるギアとして人気を集めていた。それだけでなく、腹直筋、腹斜筋、広背筋(下部)、 脊柱起立筋(下部)を同時に刺激できるため、日本ランニング協会はトレーニング時に使用することを提唱。それが〝ハイブリッドランニング〟をベースとした「SIXPAD ランニングメソッド」の誕生につながった。
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/fe7a2e0de5bbc2ea4b8a1d8fe9798384.jpg)
「SIXPAD Powersuit Core Belt」を装着した〝ハイブリッドランニング〟は、体幹部に意識を置きながら走ることで効率的な体幹トレーニングが期待できる
日本ランニング協会応援団長の瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)も新時代のトレーニングに興味津々。「ケニア人選手に教えたら、彼らはもっと強くなってしまうから教えたくないですね」と言うほど可能性を感じている。
「ランニングは体幹が大切で、体幹を鍛えるとフォームが良くなるんですよ。特にマ ラソンの場合は2時間以上も走ります。きつくなってくるとフォームが崩れてくる。左右にぶれたり、上下動が大きくなり、前 傾・後傾の癖も出やすく、それがケガにつながるんです。でも、体幹がしっかりして いるとフォームが安定してくる。マラソン は脚の次に体幹が大事だと思っています」
1970年代後半から1980年代にかけて福岡、東京、びわ湖、ボストン、ロンドン、シカゴなど国内外のマラソンビッグレースで大活躍し、15戦10勝を誇ったマラソン界のレジェンドも実際にパワースーツ コアベルトを体感。その威力に驚いたという。
「私は歩いているときに使っていますが、3日間やっただけでも(腹筋や背筋が)鍛えられている実感がある。ということは、それだけ体幹が鍛えられている証拠。装着すると電気刺激が伝わって気持ち良いんだけど、実は鍛えられているんですね。本当に効率良く体幹を鍛えることができるという感じがします」
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/5931df71329d9c7bd9c5820ac3689b5e.jpg)
〝ハイブリッドランニング〟を「効率的に体幹トレーニングができる」と太鼓判を押す瀬古利彦氏[/caption] 厚底シューズの登場でマラソンシーンは激変。トレー ニングも変わりつつある。そのなかで日本発と言える 〝新メソッド〟が登場した。「SIXPAD Powersuit Core Belt」(シックスパッド パワースーツ コアベルト/以 下、パワースーツ コアベルト)の活用をベースに開発 された「SIXPADランニングメソッド」だ。日本マラソン界のレジェンド・瀬古利彦氏も、そのポテンシャルを 実感。「新時代のトレーニングになる」と絶賛している。
ランニングは体幹が重要
シューズの進化もあり、近年の長距離種目は記録水準が大幅にアップした。同時に、股関節まわりのケガや故障が増えている。ランニングシーンが急激な変化を遂げているなか、日本ランニング協会は新たな練習 方法を模索していた。そして、たどりついたのがパワースーツ コアベルトを活用したトレーニングだ。 EMS(筋電気刺激)を搭載したパワースーツ コアベルトはお腹まわりを鍛えるギアとして人気を集めていた。それだけでなく、腹直筋、腹斜筋、広背筋(下部)、 脊柱起立筋(下部)を同時に刺激できるため、日本ランニング協会はトレーニング時に使用することを提唱。それが〝ハイブリッドランニング〟をベースとした「SIXPAD ランニングメソッド」の誕生につながった。 [caption id="attachment_93228" align="alignnone" width="800"]![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/fe7a2e0de5bbc2ea4b8a1d8fe9798384.jpg)
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/a6d2923623901349ae5e1d2153d1e915.jpg)
厚底シューズ対策に効果
5年ほど前までトップ選手は薄底シューズが中心だったが、近年は反発力のあるカーボンプレートが搭載された厚底シュー ズが席巻している。シューズが進化したことで、ランナーたちのフォームも変化。フォアフット(つま先)で走る選手が増えてい るのだ。瀬古氏もシューズの性能を引き出す走り方をするために体幹を強化すべきだという考えを持っている。 「トップ選手やシリアスランナーの間で厚底シューズが当たり前になりました。昔はかかとから接地してつま先で蹴る走り方が主流でしたが、かかとをほとんど着かずにつま先部分で走る方が厚底シューズの効果を得られやすい。シューズが進化した分、それに対応できるフィジカルが重要になってきます。私たちの時代は腹筋、背筋、腕 立て、鉄棒で懸垂するぐらいの補強はしていましたが、今の時代はそれだけでは足りません」 近年は専門のトレーナーに指導を受けているチームも増えているが、パワースーツ コアベルトを活用すれば誰でも手軽に体幹を鍛えることができる。さらに「SIXPADランニングメソッド」は、フィジカルトレーニングにおいて重要な「継続」するためのさまざまな障害の壁を乗り越えさせてくれる画期的なメソッド。使用方法がシンプルなため、安定してパフォーマンス向上を目指すことができる。![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/0ea006fead68aad8a01d02f108fe6b20.jpg)
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/d0a1c5705a0fb6359ae88ade16ed123b.jpg)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2024.07.27
混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪
-
2024.07.27
-
2024.07.26
-
2024.07.25
-
2024.07.25
2024.07.24
やり投・北口榛花がオメガのアンバサダーに就任!パリ代表の阿部兄妹、早田ひなら6人
-
2024.07.20
-
2024.07.02
-
2024.07.24
-
2024.06.28
-
2024.06.29
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.07.27
中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム
7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]
2024.07.26
実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定
7月26日、朝日放送グループホールディングスは大阪・関西万博開催を記念して実業団と大学生のトップチームがタスキをつなぐ駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」の大会概要を発表した。 この大 […]
Latest Issue
最新号
![2024年8月号 (7月12日発売)](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/202408cover.jpg)
2024年8月号 (7月12日発売)
W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド