2023.02.12
宮古島ワイドー・ズミ大学駅伝は2月12日、宮古島市陸上競技場発着の5区間98.2kmで行われ、東洋大が5時間21分19秒で優勝した。
大会は大学駅伝チームの支援や合宿誘致などを目的に2020年に初開催。21年のコロナ禍の中止を挟んで2年連続3回目となる。大会名の「ワイドー」とは宮古島の方言で、「気張れよ」や「がんばれ」という意味で、「ズミ」は「最高」という。
各区間の距離は1区は18.9km、2区は最長の21.3km、3区と4区はそれぞれ20km、最終5区は18km。今回は東洋大のほか、青学大、東海大、順大、立教大、芝浦工大が参戦。立教大はA、Bの2チームを編成し、上野裕一郎監督もBチームの1区(区間7位)を務めた。
レースは午前9時にスタート。気温26度、湿度83%、南風7.0mと夏のようなコンディションの中で選手はタスキをつないだ。東洋大は1区の九嶋恵舜(3年)が区間賞発進すると、2区(小林亮太/2年)以降も独走。最終5区の菅野大輝(3年)がトップでフィニッシュした。
2位は6分06秒差で東海大、3位は立教大Aだった。
次のページ 宮古島ワイドー・ズミ大学駅伝成績
宮古島ワイドー・ズミ大学駅伝成績
●チーム成績 1位 東洋大 5.21.19 (九嶋恵舜―小林亮太―奥山輝―村上太一―菅野大輝) 2位 東海大 5.27.25 3位 立教大A 5.28.20 4位 青学大 5.30.58 5位 順大 5.37.06 6位 立教大B 5.44.52 7位 芝浦工大 5.55.59 ●区間賞 1区(18.9km) 九嶋恵舜(東洋大)59.26 2区(21.3km) 國安広人(立教大)1.10.47 3区(20.0km) 越 陽汰(東海大)1.05.16 4区(20.0km) 村上太一(東洋大)1.05.55 5区(18.0km) 水野龍志(東海大)58.11 ※総合順位に誤りがあり訂正しました。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.07.20
塩尻和也が5000m13分47秒09、篠原は13分55秒90 やり投・巖優作78m25でV/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会の「ナイトオブアスレチックス」が7月19日、スイスのヒューズデン・ゾルダーで行われ、男子5000mA組に出場した10000mの日本記録保持者・塩尻和也(富士通)は13分4 […]
2025.07.20
三浦龍司が5000m13分28秒28に「及第点」東京世界陸上へ「みなさんがワクワクするレースを」/ホクレンDC網走
夏の北海道を舞台とした中長距離のシリーズ戦、ホクレンディスタンスチャレンジ最終戦の網走大会が7月19日に網走市営陸上競技場で行われ、男子5000mには、3000m障害の日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が出場した。 […]
2025.07.20
円盤投アレクナ71m70のDL新記録 セヴィル100m9秒86 女子1マイルでツェガイ世界歴代2位/DLロンドン
英国・ロンドンでダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドンアスレチックミートが7月19日に開催され、男子円盤投では世界記録保持者のM.アレクナ(リトアニア)がDL記録の71m70で優勝した。 アレクナはパリ五輪、オレゴ […]
2025.07.19
田中希実5000m14分34秒10で7位と健闘!シーズンベスト&自己3番目の好タイム/DLロンドン
ダイヤモンドリーグ第11戦ロンドン大会が7月19日、英国の同地で行われ、女子5000mで田中希実(New Balance)が自己3番目、今季ベストとなる14分34秒10で7位に入った。 最初の400mはペースメーカーが先 […]
2025.07.19
近藤幸太郎1万m28分21秒79で3位 平林は5位 女子は加世田3位 山鹿800mU20日本歴代2位/ホクレンDC網走
ホクレンディスタンスチャレンジ第5戦網走大会が7月19日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、男子10000mAはリチャード・エティーリ(東京国際大)が27分37秒85で1位だった。 日本人トップは28分21秒79 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会