2023.02.12
富士宮市市制施行80周年記念第73回富士宮駅伝は2月12日、静岡・富士宮市役所前を発着点とする6区間32.7kmで行われた。コロナ禍の中止を挟んで3年ぶりの開催。一般の部では法大Bが1時間38分17秒の大会新記録で優勝した。
区間距離は1区5.4km、2区4.6km、3区5.5km、4区6.8km、5区5km、6区5.4km。一般の部のほか、高校の部、女子の部もすべて同一で実施された。オープン参加も含め、179チームが参加。関東の大学では法大や駒大、東農大、神奈川大、東京経済大や東海大などが出場した。
法大Bは2区に箱根駅伝6区区間5位の武田和馬(2年)を投入。その武田が区間新(14分29秒)で3位から一気にトップに立ち、3区の宮岡幸大(2年)に中継した。4区以降は3連続区間賞の駒大に巻き返されたものの、逃げ切った。
2位の駒大は1時間38分49秒で2位。4区の小牧波亜斗(2年)が区間賞、5区の篠川史隆(3年)が14分24秒の区間タイ記録、6区の金谷紘大(2年)が15分07秒の区間新で駆け抜け、法大Bに32秒差まで詰め寄った。
1時間39分28秒で3位の法大Aは、箱根駅伝8区区間賞の宗像直輝(3年)が1区で16分40秒、箱根1区3位の松永伶(3年)が3区で17分40秒といずれも区間新だった。
なお、3位までが従来の大会記録1時間40分40秒を上回った。
高校の部は藤枝明誠Aが大会新の1時間42分42秒で優勝。2位の浜松開誠館も大会記録を上回る1時間44分01秒でフィニッシュした。中学の部は上野中が2時間5分07秒で制し、女子の部は東農大が2時間1分16秒で勝った。
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