HOME 駅伝

2023.01.01

トヨタ紡織・羽生拓矢が6区区間賞!「これまで走れなかった」正月でついに輝く!/ニューイヤー駅伝
トヨタ紡織・羽生拓矢が6区区間賞!「これまで走れなかった」正月でついに輝く!/ニューイヤー駅伝

6区区間賞を獲得したトヨタ紡織の羽生拓也(左)

■6区 通過上位成績
1位 Honda
2位 富士通
3位 三菱重工
4位 SGホールディングス
5位 GMOインターネットグループ
6位 トヨタ自動車
7位 トヨタ紡織
8位 中電工

■6区 区間上位成績
1位 34.58 羽生拓矢(トヨタ紡織)
2位 35.15 中山 顕(Honda)
3位 35.19 定方俊樹(三菱重工)
4位 35.23 浦野雄平(富士通)
5位 35.25 橋本大輝(SGホールディングス)

◇ニューイヤー駅伝(1月1日/群馬県庁発着、7区間100km) ニューイヤー駅伝が行われ、6区(11.9km)はトヨタ紡織・羽生拓矢が34分58秒で区間賞に輝いた。 13位でタスキを受けると、入賞ラインを目指して突っ込む。小柄ながら力強いピッチを刻んでいく。 終盤もさらにポジションを上げ、終わってみれば6人抜き。ただ1人35分を切る力走で7位と、入賞圏内まで押し上げた。 千葉・印西中ではジュニア五輪3000m2位、八千代松陰高では1年時からトラック、全国高校駅伝で活躍した。3年時の全国高校駅伝では1区で2位に入っている。東海大ではケガなどもあってなかなか結果を残せなかったが、実業団に入ってその才能が再び輝き始めた。 入社2年目の21年は5000mで13分28秒82の自己新。昨年11月の八王子ロングディスタンス10000mえは日本歴代4位の27分27秒49をマークした。 この大会に向けて、「3週間前に新型コロナウイルスに感染し、膝のケガもあって万全では迎えられなかった」と6区に回った。しかし、「大学から正月でまったく走れなかった」中でのニューイヤー駅伝初陣を見事に飾り、「こうやって走れてうれしい」と感慨深げに振り返った。 「心が折れた、気持ちが折れたこともあったけど、監督、コーチが救ってくれた。会社のため、救ってくれた監督、コーチのために走っています」と羽生。 チームも13年(7位)以来入賞を逃す状況が続き、「去年入賞できず、チーム全体が苦しみながらこの日を迎えた」が、「それを取り返せるようにしたい」と鼓舞する奮闘だった。 区間2位ながら連覇への道筋を確固たるものにしたHonda・中山顕は「1区からいい位置でもってきてくれた。自分の走りに集中して、いい位置で渡そうと走った。最初の5㎞詰まっていると言われた。前回の経験値を生かして走った」と胸を張った。 次のページ 6区通過順位と区間上位成績をチェック!
■6区 通過上位成績 1位 Honda 2位 富士通 3位 三菱重工 4位 SGホールディングス 5位 GMOインターネットグループ 6位 トヨタ自動車 7位 トヨタ紡織 8位 中電工 ■6区 区間上位成績 1位 34.58 羽生拓矢(トヨタ紡織) 2位 35.15 中山 顕(Honda) 3位 35.19 定方俊樹(三菱重工) 4位 35.23 浦野雄平(富士通) 5位 35.25 橋本大輝(SGホールディングス)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

NEWS パリ五輪1500m銅メダリスト・ヌグセが1マイル3分48秒でV! 女子10kmザルボがフランス新の31分00秒

2025.09.08

パリ五輪1500m銅メダリスト・ヌグセが1マイル3分48秒でV! 女子10kmザルボがフランス新の31分00秒

9月7日、米国・ニューヨークでニューバランス5thアベニュー・マイルが開催され、男子1マイルではY.ヌグセ(米国)が3分48秒で優勝した。 ヌグセはパリ五輪1500m銅メダリストの26歳。今季は全米選手権で5位となり、東 […]

NEWS シスメックス・尾崎光が日本人最上位5位 男子はムティソがV/グレートノースラン

2025.09.08

シスメックス・尾崎光が日本人最上位5位 男子はムティソがV/グレートノースラン

9月7日、第44回グレートノースランが英国・ニューカッスルをスタート、サウスシールズをフィニッシュとするコースで行われ、女子ハーフマラソンでは、尾崎光(シスメックス)が1時間12分19秒で日本人最上位となる5位に入った。 […]

NEWS 400mH岸本鷹幸が母校・法大で引退レース「運が良かった」最後まで美しきハードリングと師弟関係

2025.09.07

400mH岸本鷹幸が母校・法大で引退レース「運が良かった」最後まで美しきハードリングと師弟関係

日本の男子400mハードルを牽引してきた岸本鷹幸(富士通)が母校・法大で現役ラストレースを迎えた。 後輩の豊田将樹(富士通)や山本竜大(SEKI AC)がレーンに並ぶ。スタンドには日本代表経験者を筆頭に、OB・OG、現役 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top