HOME 高校・中学

2022.12.16

【全中駅伝展望・女子】連覇狙う稲美、過去5度優勝の桂、初出場の京山によるV争い  浅川、神村学園ら九州勢も優勝目指す
【全中駅伝展望・女子】連覇狙う稲美、過去5度優勝の桂、初出場の京山によるV争い  浅川、神村学園ら九州勢も優勝目指す

浅川、神村学園ら九州勢、前回経験者残るチームにも注目

浅川(福岡)と神村学園(鹿児島)の九州勢が虎視眈々と上位をうかがっている。

前回4位のメンバーのうち3~5区が残る浅川。一木亜美(2年)は3000mで9分台を持つエースに成長した。原田綾夏(3年)と中村梨央奈(2年)という全国経験者で上位争いに食い込めるか。

広告の下にコンテンツが続きます

神村学園のエースは3000mで出場選手中ランキングトップの9分37秒97を持つ瀬戸口凜(3年)だ。駅伝部、バスケットボール部、サッカー部の混合チームながら、九州大会で5区区間賞の武田星莉(1年)の活躍もあり優勝している。全国高校駅伝(12月25日)で優勝候補に挙がる高校との『姉妹V』もあり得る。

前回に続いて出場するチームでは、前回1年生4人で8位入賞だった足立十一(東京)、前回15位で4人が残る会津若松一(福島)といったチームが上位進出を狙う。また、前回19位だったメンバー全員が残っている常盤平(千葉)も注目。渡辺光桃(3年)は全中800m7位と好調だ。

関東大会では、その常盤平を上回った真岡(栃木)や下館南(茨城)も総合力がある。個人では全中1500m2位の高川学園(山口)の金子瑛怜(3年)がどんな走りを見せるか。

5区間のスピード決着のため、1区でスタートダッシュに成功したチームが主導権を握りそう。今大会はBS日テレで初めてテレビ生中継されることも決定。湖国で決まる中学駅伝“日本一”の行方は?

次のページ 出場選手1500m&3000mランキング

節目となる第30回全国中学駅伝は12月18日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18㎞、女子5区間12㎞のコースは今年も変わらず。各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中学駅伝日本一の座を懸けて争う。ここでは女子の見どころを紹介。優勝争いを展開しそうな注目チーム&ランナーをピックアップする。

稲美、桂、京山による混戦模様

優勝争いは混戦模様だ。前回優勝で連覇を狙う稲美(兵庫)、充実の選手層と伝統を誇る桂(京都)、初出場で勢いに乗る京山(岡山)が上位候補に挙がる。 稲美は吉川菜緒、陽菜のツインズと湊友希(以上3年)が前回の優勝経験者。県大会では2位に1分48秒差をつけて完勝した。前回1区区間賞の吉川菜緒が今回も1区か。2km区間も充実の選手をそろえ、総合力では一歩リードか。 2014年から5連覇の偉業を果たしている桂。前回3位と中学陸上界では異例とも言えるほど毎年全国上位の力をつける。前回5区3位の伊藤愛波(3年)と同2区10位タイの西川綾乃(3年)に加え、南舎華怜(2年)も台頭。3000mで11分切りが7人に上る。 2チームが激突した近畿大会では稲美が桂に35秒差をつけて2連覇。本番でも上位争いを展開するだろうか。 京山は県大会を大会新記録の45分51秒(12.9㎞)で優勝。チームの中心は2年生の黒田六花と樋口遙で、3000mで10分11秒台を持つ。他にも南和奏、宮永愛美といった1年生も有力で、桂同様に3000m10分30秒切りが4人いる。 次のページ 浅川、神村学園ら九州勢、前回経験者残るチームにも注目

浅川、神村学園ら九州勢、前回経験者残るチームにも注目

浅川(福岡)と神村学園(鹿児島)の九州勢が虎視眈々と上位をうかがっている。 前回4位のメンバーのうち3~5区が残る浅川。一木亜美(2年)は3000mで9分台を持つエースに成長した。原田綾夏(3年)と中村梨央奈(2年)という全国経験者で上位争いに食い込めるか。 神村学園のエースは3000mで出場選手中ランキングトップの9分37秒97を持つ瀬戸口凜(3年)だ。駅伝部、バスケットボール部、サッカー部の混合チームながら、九州大会で5区区間賞の武田星莉(1年)の活躍もあり優勝している。全国高校駅伝(12月25日)で優勝候補に挙がる高校との『姉妹V』もあり得る。 前回に続いて出場するチームでは、前回1年生4人で8位入賞だった足立十一(東京)、前回15位で4人が残る会津若松一(福島)といったチームが上位進出を狙う。また、前回19位だったメンバー全員が残っている常盤平(千葉)も注目。渡辺光桃(3年)は全中800m7位と好調だ。 関東大会では、その常盤平を上回った真岡(栃木)や下館南(茨城)も総合力がある。個人では全中1500m2位の高川学園(山口)の金子瑛怜(3年)がどんな走りを見せるか。 5区間のスピード決着のため、1区でスタートダッシュに成功したチームが主導権を握りそう。今大会はBS日テレで初めてテレビ生中継されることも決定。湖国で決まる中学駅伝“日本一”の行方は? 次のページ 出場選手1500m&3000mランキング
出場者ランキング 1500m 4.27.06 金子 瑛怜(高川学園3山口) 4.29.33 大谷 芽以(細江3静岡) 4.31.23 長森 結愛(大沢野1富山) 4.32.62 湯田 和未(会津若松一3福島) 4.33.90 黒川 志帆(大沢野1富山) 4.34.52 滝本 茉心(下小路2岩手) 4.36.10 鈴木 菜純(会津若松一2福島) 4.36.13 三宅  凜(西条2広島) 4.36.36 長島 彩音(真岡2栃木) 4.36.82 一木 亜美(浅川2福岡) 3000m 9.47.21 大谷 芽以(細江3静岡) 9.53.28 一木 亜美(浅川2福岡) 9.53.95 吉川 菜緒(稲美3兵庫) 9.55.24 森  若菜(西諫早2長崎) 9.55.88 高岡 真奈(大分城東3大分) 9.57.35 藤井 柑奈(西条2広島) 9.57.43 三宅  凛(西条2広島) 9.57.74 長森 結愛(大沢野1富山) 9.59.73 黒川 志帆(大沢野1富山)

次ページ:

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.28

最後の箱根路/順大・石岡大侑 思いを込めた主将のラストラン 「苦しくなってからも粘り強い走りができた」

4年ぶりのトップ3入り それでも、「前回の悔しさを晴らすために、今年はきつい練習や苦しいことに耐えてこられました」。チーム全体を見ても、選手の意識が変わり、駅伝シーズンにつながる夏合宿も充実の消化ぶりだった。 箱根予選会 […]

NEWS IH100m入賞の安川飛翔、北村仁一朗の洛南コンビ、100m10秒39の山田吾愛仁らが東洋大に進学!

2026.01.28

IH100m入賞の安川飛翔、北村仁一朗の洛南コンビ、100m10秒39の山田吾愛仁らが東洋大に進学!

東洋大短距離部門に入学予定の選手一覧をチェック! 佐藤瑠(袋井・静岡)      100m 10.53 北村仁一朗(洛南・京都)    100m 10.38 安川飛翔(洛南・京都)     100m 10.27 山田吾愛 […]

NEWS 3000m障害絶対王者のエル・バッカリがOnと契約「より大きな成功を目指す」

2026.01.28

3000m障害絶対王者のエル・バッカリがOnと契約「より大きな成功を目指す」

【写真】自身のSNSでOnとの契約を報告したエル・バッカリをチェック   この投稿をInstagramで見る   ELBAKKALI SOUFIANE(@soufianeelbakkalioffici […]

NEWS 静岡マラソンに青学大・佐藤有一が招待登録 NDソフト・及川瑠音も出場予定

2026.01.27

静岡マラソンに青学大・佐藤有一が招待登録 NDソフト・及川瑠音も出場予定

1月27日、静岡マラソンの主催者は、3月8日に開催される静岡マラソン2026に、今年の箱根駅伝優勝メンバーの佐藤有一(青学大)が招待選手として出場することを発表した。 佐藤は昨年度まで学生駅伝へ出場はなかったが、今年度は […]

NEWS 最後の箱根路/主将としてまとめた城西大・山中達貴 葛藤も抱えた4年間「最後まで一つになって戦えた」

2026.01.27

最後の箱根路/主将としてまとめた城西大・山中達貴 葛藤も抱えた4年間「最後まで一つになって戦えた」

キャプテンシーで最強世代を一つに 迎えた第102回箱根駅伝。2区キムタイの区間新により一時先頭に立ち、往路を5位で折り返していた。 6区は大沼良太郎(4年)。3000mSC高校歴代10位(当時)の記録で入学したが、4年間 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top