日本陸連の年間表彰を発表する「日本陸連 アスレティックス・アワード 2022」が12月15日、都内で開かれ、日本グランプリシリーズの年間王者となった男子110mハードルの村竹ラシッド(順大)と女子中長距離の田中希実(豊田自動織機)が表彰。グランプリシリーズ・トロフィーと強化費30万円が授与された。
村竹はシリーズポイントで3569点を獲得。4月の織田記念を13秒55(-1.5)で優勝し、6月の布勢スプリントでも予選で13秒39(+1.6)の好記録をマークした。
赤いネクタイをビシッと決めた村竹。やや緊張の面持ちで、「今シーズン、まさか(年間チャンピオンを)取れるとは想像していませんでした。来年のグランプリでも挑戦して、世界選手権目指して頑張りたいです」と受賞の感想と意気込みを語った。
田中は5000mが対象で3492点を獲得。織田記念(15分23秒87)、アスレティックスチャレンジカップ(14分59秒95)でポイントを獲得した。また、1500mでも種目別チャンピオンに輝いている。
ピンクのワンピースでドレスアップした田中。「年齢的に今しか着られないと思うのでカワイイほうで」とリクエストし、「ピンクですがユニフォームと似ていていいなと思いました」とにっこり。壇上では「いつも温かい応援をありがとうございます」と感謝を述べる。今季は「納得のいかない成績が続いていた」というが、その中でも「記録を目指してたくさんのレースに出ましたが、一つひとつのレースで手を抜かなかった自負があります。その結果がシリーズチャンピオン。頑張ってきて良かったです」と語った。
日本グランプリシーズは指定大会12とポイント対象3大会で争われ、記録ポイントと特別ポイントの合計をパフォーマンスポイントとして計算。各種目および全体のシリーズチャンピオンを決めている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.14
編集部コラム「仕事納めって、なに?」
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.14
編集部コラム「仕事納めって、なに?」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2024.12.14
京山・石原万結は5区 神村学園・瀬戸口恋空は2年連続1区 大沢野も長森結愛、黒川志帆が3km区間に/全中駅伝・女子
第32回全国中学駅伝は12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。14日には開会式が行われ、併せて区間エントリーも発表された。 女子は1区、5区が3km、2区から4区までは2kmの5区間1 […]
2024.12.14
京山はエースの玉川彩人が3区 坂は8分台トリオを前半に配置 鶴ヶ島藤は植松遼がアンカー/全中駅伝・男子
第32回全国中学駅伝は12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。14日には開会式が行われ、併せて区間エントリーも発表された。 史上初の2年連続男女優勝を目指す京山(岡山)は全中3000m […]
2024.12.14
第5回大学対校男女混合駅伝の出場校が決定! 大東大、環太平洋大、亜細亜大、早大が初出場!! 2月16日に大阪・長居で開催
12月12日、関西学連は25年2月16日に開催される第5回全国大学対校男女混合駅伝の出場チームを発表した。 同大会は2021年に大学駅伝では国内初の男女混合レースとして誕生。これまでは「全国招待大学対校男女混合駅伝」とい […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会