2022.11.28
近畿高校駅伝が11月27日、兵庫県南あわじ市の特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は兵庫1位の西脇工が2時間5分39秒で7年ぶり31回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は、京都1位の立命館宇治が1時間9分51秒で2年連続21回目の優勝を果たした。
西脇工は2区終了時で6位だったが、3区(8.1075km)を務めたインターハイ5000m6位、国体少年A5000m2位の長嶋幸宝(3年)が区間賞となる23分46秒をマークして一気に首位に立つ。4区で2位に順位を落とすものの、5区の上田翔大(1年)が再びトップに浮上。6区・藤田大智(3年)、7区・稲見峻(3年)の連続区間賞で、後続との差を広げた。
2位には兵庫2位の須磨学園が後半区間で追い上げて2時間6分45秒で入り、3位は2時間7分18秒で奈良1位の智辯カレッジ。1区の柴田大地(3年)が区間賞発進した前回王者の洛南(京都)は4位だった。5位は報徳学園(兵庫)で、4区(8.0875km)に入ったインターハイ5000m4位の前田和摩(3年)が23分35秒で走破し、5位から一気にトップを奪うなど見せ場を作った。
女子は、立命館宇治がエースの細谷愛子(3年)の抜きのオーダーで、大阪1位の薫英女学院に競り勝った。1区(6km)の山本釉未(2年)が19分49秒で首位発進。3区で薫英女学院に逆転されたが、その後は粘って食らいつく。11秒差でタスキを受けた5区(5km)の瀨川藍(3年)が16分51秒で走破し、逆転の優勝テープを切った。
薫英女学院は1時間10分09秒で2位。2区(4.0975km)を12分44秒で駆け抜けたエースの水本佳菜(3年)をはじめ、3区の向井友希(2年)、4区の西澤茉鈴(3年)の3区間で区間賞を獲得した。
3位は1時間11分14秒で兵庫2位の須磨学園が入り、7秒差の4位に西脇工が続いた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025