2022.11.17
世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長が来日し、11月17日に東京都庁を訪問。小池百合子都知事と面会した。
2025年の世界選手権開催地が東京に決まったことを受け、WAのコー会長、ジョン・リジョンCEO、ダントン
・オデンダールCCOが来日。小池都知事と、日本陸連の尾縣貢会長、風間明専務理事を交えて面会し、東京世界選手権に向けての準備について話し合った。
冒頭のみ報道陣に公開され、小池都知事はあいさつの後、昨年の東京五輪について「WAの皆様たち、多くの関係者のご協力に感謝差し上げます」と改めて大会実施の感謝を伝えた。
また東京世界選手権に向けて、「アスリート、観客、多くの方々に楽しんでいただける都市としての魅力を世界に伝えられるチャンス。WAのみなさん、日本陸連と密に連携して大会の成功に導きたい」と話し、「国立競技場が満員の観客で応援する姿、世界最高水準の素晴らしいパフォーマンスを見られることを楽しみにしています」と伝えた。
尾縣会長は「東京を選んでいただいて感謝申し上げます」とあいさつし、「成功裏に終わるよう、東京都と連携して運営組織の準備を進めていきます」と決意を述べた。
2人の言葉を受け、コー会長は「1年前にオリンピックが行われた素晴らしい都市。(世界選手権開催地決定に際し)大会を成功裏に終わらせてくれるレガシーがあるから大丈夫」と太鼓判を押す。
開催する上で「透明性の高い大会にしたい」とし、そのために「コミュニケーションを高めて」と強調。「日本陸連などと3年間、密に連携を取っていきたい」と話し、「1991年に開催していますが、過去の大会の中で一番良い大会を日本で開催していただきたい」と語った。
2025年世界選手権の開催地として、日本陸連は今年5月に立候補を正式に表明。7月に東京が開催地になることが決定した。日本での開催は1991年東京、2007年大阪に続いて3回目となる。
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