2022.10.11
第42回日本海駅伝(男子7区間42.195km)と南部忠平杯第37回くらよし女子駅伝(5区間21.0975km)がいずれも10月9日、鳥取県倉吉市の倉吉市営陸上競技場を発着点として3年ぶりに行われた。92チームが出場した男子は、九州学院(熊本)が2時間5分11秒で初制覇。60チームが参戦した女子は、立命館宇治(京都)が1時間8分57秒で8大会ぶり8回目の優勝を果たした。
レースは男女ともに年末の全国高校駅伝と区間・距離が同じ。例年、全国から駅伝強豪校が集い、さながら全国大会の前哨戦のような激戦が展開される。
九州学院は1区(10km)の永本脩(3年)が29分04秒の区間賞で好発進した。2区で2位、3区で5位に順位を落としたが、4区・吉田大和(3年)、5区・岩根正悟(2年)の連続区間賞で、再び先頭に立ってそのまま逃げ切った。2位は報徳学園A(兵庫)。3区に入ったインターハイ5000m4位の前田和摩(3年)が22分57秒で走破し、22位から21人抜きで一気にトップまで押し上げる激走だった。3位は倉敷(岡山)だった。
立命館宇治は1区の細谷愛子(3年)が先頭から7秒差の4位で中継。2区の太田咲雪(3年)が区間2位で2位に押し上げると、3区の瀬川藍(3年)が区間賞の好走でトップに立った。2位は白鵬女(神奈川)で、1区の古田島彩(2年)と4区のジェシンタ・ニョカビ(1年)が区間賞を獲得した。3位は西脇工(兵庫)だった。
■日本海駅伝
●チーム成績(8位まで)
1位 九州学院(熊本) 2.05.11
(永本脩,長谷川軍司,菅野雄太,吉田大和,岩根正悟,水野夢大,村上直弥)
2位 報徳学園(兵庫) 2.05.25
3位 倉敷(岡山) 2.05.43
4位 伊賀白鳳(三重) 2.06.21
5位 佐久長聖A(長野) 2.06.30
6位 西脇工A(兵庫) 2.06.44
7位 福岡第一(福岡) 2.06.47
8位 仙台育英(宮城) 2.06.59
●区間賞
1区(10km) 永本 脩(九州学院・熊本) 29.04
2区(3km) 小田伊織(西脇工A・兵庫) 8.20
3区(8.1075km) 前田和摩(報徳学園・兵庫) 22.57
4区(8.0875km) 吉田大和(九州学院・熊本) 24.47
5区(3km) 岩根正悟(九州学院・熊本) 8.37
6区(5km) ジョンソン・モゲニ(遊学館・石川) 13.42
7区(5km) 若林良樹(洛南A・京都) 14.42
■くらよし女子駅伝
●チーム成績(8位まで)
1位 立命館宇治(京都) 1.08.57
(細谷愛子,太田咲雪,瀨川藍,池田悠音,山本釉未)
2位 白鵬女(神奈川) 1.10.18
3位 西脇工(兵庫) 1.10.42
4位 比叡山(滋賀) 1.11.34
5位 東大阪大敬愛(大阪) 1.11.50
6位 豊川(愛知) 1.11.52
7位 山田(高知) 1.13.01
8位 豊田大谷(愛知) 1.13.03
●区間賞
1区(6km) 古田島彩(白鵬女・神奈川) 19.21
2区(4.0975km) 森 彩純(豊川A・愛知) 13.14
3区(3km) 瀨川 藍(立命館宇治・京都) 9.54
4区(3km) ジェシンタ・ニョカビ(白鵬女・神奈川) 9.41
5区(5km) 山本釉未(立命館宇治・京都) 16.16
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