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男子1500mワイトマンが3分29秒23で英国39年ぶりの金メダル インゲブリグトセンは銀 ケニア勢の連覇は5で止まる/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)5日目

オレゴン世界陸上5日目のイブニングセッションに行われた男子1500m決勝。ジェイク・ワイトマン(英国)が今季世界最高、自己ベストの3分29秒23で金メダルに輝いた。

序盤は、アフリカ選手権王者のアベル・キプサング(ケニア)が引っ張り、最初の400mは55秒51。600m過ぎで昨年の東京五輪金メダリストのヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)が逆転すると800mを1分52秒04で通過した。

インゲブリグトセンは1200m(2分48秒28)を過ぎても先頭を走ったが、そのすぐ後ろにいたワイトマンが1300m辺りで並び、コーナーで前に出る。最後の直線もトップで駆け抜け、そのままフィニッシュした。インゲブリグトセンは0.24秒差で銀。銅メダルはモハメド・カティル(スペイン)が獲得した。

前回まで5連覇していたケニア勢は、ディフェンディングチャンピオンのティモシー・チェルイヨット(ケニア)が6位、キプサングは7位に終わった。

7月11日に28歳を迎えたばかりのワイトマン。主要国際大会での入賞は、前回ドーハ大会の5位のみで、昨年の東京五輪は10位だった。今季は6月のダイヤモンドリーグ(DL)・ラバト大会で5年ぶりのDL制覇。英国選手権でも優勝するなど好調だった。

この種目の英国の金メダルは、1983年の第1回ヘルシンキ大会を制したスティーブ・クラム以来となる。当時はセバスチャン・コー(現・世界陸連会長)やスティーブ・オベットも含めた英国勢が世界の中距離を牽引。アフリカ勢が席捲した時代を経て、ワイトマンが39年ぶりにユニオンジャックの復権を遂げた。

■男子1500m上位成績
ジェイク・ワイトマン(英国)       3分29秒23
ヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー) 3分29秒47
モハメド・カティル(スペイン)      3分29秒90
マリオ・ガルシア(スペイン)       3分30秒20
ジョシュ・カー(英国)          3分30秒60
ティモシー・チェルイヨット(ケニア)   3分30秒69
アベル・キプサング(ケニア)       3分31秒21
テデッセ・レミ(エチオピア)       3分32秒98

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