HOME 国内、世界陸上、日本代表
初出場の110mH・石川周平は準決勝敗退「自分のレースができなかった」/世界陸上
初出場の110mH・石川周平は準決勝敗退「自分のレースができなかった」/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目

オレゴン世界陸上3日目のイブニングセッションに行われた男子110mハードル準決勝。1組に登場した初出場の石川周平(富士通)は13秒68(-0.6)で8着となり、決勝進出はならなかった。

予選を13秒53(-0.3)の4着で突破した石川は、準決勝で「自分の走りをすること」を目指した。しかし、1台目でハードルにぶつけてしまうとリズムを崩し、本来のハードリングを発揮することができなかった。

筑波大時代のベストは13秒67。富士通に入社した2019年以降に頭角を現し、19年に13秒49、20年に13秒39、昨年は日本歴代5位の13秒37と着実に成長を続けてきた遅咲きの27歳だ。

「準決勝まで来てみて、勝負どころで自分のレースをすることが大切だと感じた。それができなかった後悔があります」と石川。それでも、「まだまだ競技人生が続くので、この舞台の経験を次に生かしたい」と前を向いた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目 オレゴン世界陸上3日目のイブニングセッションに行われた男子110mハードル準決勝。1組に登場した初出場の石川周平(富士通)は13秒68(-0.6)で8着となり、決勝進出はならなかった。 予選を13秒53(-0.3)の4着で突破した石川は、準決勝で「自分の走りをすること」を目指した。しかし、1台目でハードルにぶつけてしまうとリズムを崩し、本来のハードリングを発揮することができなかった。 筑波大時代のベストは13秒67。富士通に入社した2019年以降に頭角を現し、19年に13秒49、20年に13秒39、昨年は日本歴代5位の13秒37と着実に成長を続けてきた遅咲きの27歳だ。 「準決勝まで来てみて、勝負どころで自分のレースをすることが大切だと感じた。それができなかった後悔があります」と石川。それでも、「まだまだ競技人生が続くので、この舞台の経験を次に生かしたい」と前を向いた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

NEWS 偉大な兄の背中を追った苦労人・右代啓欣が十種競技初制覇「続けてきた陸上、意味があった」/日本選手権混成

2025.07.13

偉大な兄の背中を追った苦労人・右代啓欣が十種競技初制覇「続けてきた陸上、意味があった」/日本選手権混成

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は右代啓欣(エントリー)が7488点の自己新で初優勝を果たした。 思い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top