HOME 国内、世界陸上、日本代表
男子400mのウォルシュ・ジュリアン「今年一番の調子」で2大会連続のセミファイナル決める/世界陸上
男子400mのウォルシュ・ジュリアン「今年一番の調子」で2大会連続のセミファイナル決める/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目

オレゴン世界陸上3日目のモーニングセッションに行われた男子400m予選で、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)は45秒90で1組4着。自動的に通過できる3着以内には入れなかったが、記録で拾われて2大会連続の準決勝進出を決めた。

「練習もウォーミングアップも良く、今年一番の調子をもってくることができたとは思います」というウォルシュ。スタートから果敢に飛ばし、世界記録(43秒03)保持者のウェイデ・ファン・ニーケアク(南アフリカ)に次いで、2位争いを演じる。「前半はいい感じについていったのですが、250mからの切り替えがうまくいかなかったです」。終盤は順位を下げたが、上位とはわずかな差だった。

前回のドーハ大会は、予選で45秒14の自己新を出して組2着に入ると、準決勝は通過できなかったものの、自己記録をさらに0.01秒更新する45秒13(日本歴代4位)をマークした。

オレゴンでは果たしてどうなるか。3日後の日本時間21日11時15分から行われる準決勝に向けて、「最近、入りが速過ぎて後半もたないことがあるので、そこを粘りたい」と話していた。

男子400mの日本勢は2001年のエドモントン大会以来となるフルエントリー。日本選手権王者の佐藤風雅(那須環境センター)は5組4着(45秒88)で、ウォルシュと同じくプラス通過で準決勝に進み、川端魁人(中京大クラブ)は6組5着(46秒34)で予選敗退した。

広告の下にコンテンツが続きます
◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目 オレゴン世界陸上3日目のモーニングセッションに行われた男子400m予選で、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)は45秒90で1組4着。自動的に通過できる3着以内には入れなかったが、記録で拾われて2大会連続の準決勝進出を決めた。 「練習もウォーミングアップも良く、今年一番の調子をもってくることができたとは思います」というウォルシュ。スタートから果敢に飛ばし、世界記録(43秒03)保持者のウェイデ・ファン・ニーケアク(南アフリカ)に次いで、2位争いを演じる。「前半はいい感じについていったのですが、250mからの切り替えがうまくいかなかったです」。終盤は順位を下げたが、上位とはわずかな差だった。 前回のドーハ大会は、予選で45秒14の自己新を出して組2着に入ると、準決勝は通過できなかったものの、自己記録をさらに0.01秒更新する45秒13(日本歴代4位)をマークした。 オレゴンでは果たしてどうなるか。3日後の日本時間21日11時15分から行われる準決勝に向けて、「最近、入りが速過ぎて後半もたないことがあるので、そこを粘りたい」と話していた。 男子400mの日本勢は2001年のエドモントン大会以来となるフルエントリー。日本選手権王者の佐藤風雅(那須環境センター)は5組4着(45秒88)で、ウォルシュと同じくプラス通過で準決勝に進み、川端魁人(中京大クラブ)は6組5着(46秒34)で予選敗退した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

4月29日に広島・ホットスタッフフィールド広島で行われた織田記念。その男子100mは上位5人が10秒1台、それも0.03秒差以内にひしめく大熱戦となり、大学4年の井上直紀(早大)が自己新の10秒12(+0.4)で制した。 […]

NEWS 廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

2025.04.30

廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子5000mは序盤から積極的なレース運びをした廣中璃梨佳(JP日本郵政G)が日本人トップの15分19秒23で3位に […]

NEWS 中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

2025.04.29

中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、最終種目となった男子5000mは残り250mから仕掛けた吉居駿恭(中大)が13分26秒31で混成を制し、大会連覇を果 […]

NEWS “ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

2025.04.29

“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

2025.04.29

【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

学生長距離Close-upインタビュー 秋吉拓真 Akiyoshi Takuma 東大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。47回目は、東大の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top