HOME 海外

2022.07.17

女子10000mは世界記録保持者のギデイが悲願の金!壮絶なスパート合戦制す/世界陸上
女子10000mは世界記録保持者のギデイが悲願の金!壮絶なスパート合戦制す/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた女子10000mは世界記録保持者のレテセンベト・ギデイ(エチオピア)が30分09秒94の今季世界最高記録で初の世界選手権優勝を果たした。

廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が1000mを3分04秒ペースで引っ張ったレースは、8000m手前から徐々にペースアップ。昨年、29分01秒03の世界記録を樹立しているギデイは、常に4~5番手のポジションにつけ、仕掛けどころを探っていた。

広告の下にコンテンツが続きます

終盤まで9人が先頭集団を形成する中、ラスト1周を告げる鐘が鳴ると、ギデイが一気にギアを入れ替えて先頭に立ち、ヘレン・オビリ、マーガレット・キプケンボイのケニア勢、東京五輪金のシファン・ハッサン(オランダ)を追い上げを振り切っってフィニッシュした。

■女子10000m上位成績
1位 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)    30分09秒94
2位 ヘレン・オビリ(ケニア)         30分10秒02
3位 マーガレット・キプケンボイ(ケニア)   30分10秒07
4位 シファン・ハッサン(オランダ)      30分10秒56
5位 ラエル・ダニエル(エリトリア)      30分12秒15
6位 エジガエフ・タイェ(エチオピア)     30分12秒45
7位 カロライン・キプチルチル(カザフスタン) 30分17秒64
8位 ボセナ・ムラティエ(エチオピア)     30分17秒77
12位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)      30分39秒71=日本歴代2位
19位 五島莉乃(資生堂)            32分08秒68

◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた女子10000mは世界記録保持者のレテセンベト・ギデイ(エチオピア)が30分09秒94の今季世界最高記録で初の世界選手権優勝を果たした。 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が1000mを3分04秒ペースで引っ張ったレースは、8000m手前から徐々にペースアップ。昨年、29分01秒03の世界記録を樹立しているギデイは、常に4~5番手のポジションにつけ、仕掛けどころを探っていた。 終盤まで9人が先頭集団を形成する中、ラスト1周を告げる鐘が鳴ると、ギデイが一気にギアを入れ替えて先頭に立ち、ヘレン・オビリ、マーガレット・キプケンボイのケニア勢、東京五輪金のシファン・ハッサン(オランダ)を追い上げを振り切っってフィニッシュした。 ■女子10000m上位成績 1位 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)    30分09秒94 2位 ヘレン・オビリ(ケニア)         30分10秒02 3位 マーガレット・キプケンボイ(ケニア)   30分10秒07 4位 シファン・ハッサン(オランダ)      30分10秒56 5位 ラエル・ダニエル(エリトリア)      30分12秒15 6位 エジガエフ・タイェ(エチオピア)     30分12秒45 7位 カロライン・キプチルチル(カザフスタン) 30分17秒64 8位 ボセナ・ムラティエ(エチオピア)     30分17秒77 12位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)      30分39秒71=日本歴代2位 19位 五島莉乃(資生堂)            32分08秒68

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top