◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)1日目
オレゴン世界陸上初日のモーニングセッションに行われた男子3000m障害。昨年の東京五輪で同種目日本人初の入賞となる7位に入った三浦龍司(順大)は、8分21秒80の2組5着で予選敗退となった。
世界の壁は厚かった。2017年、19年と2連覇中のコンセスラス・キプルト(ケニア)や東京五輪銀メダリストのレメチャ・ギルマ(エチオピア)に必死に食らいついた三浦。2000mを5分40秒で通過するまでは先頭集団の前方で位置していたものの、その後のペースアップに対応できず、「ラスト動く直前でみんなが止まっている時にアクションができれば良かった」と後悔を口にした。
ただし、手応えも感じているようで、「中盤からはしっかり抵抗でき、走りの中で対応できたところもある。気持ちの面で余裕を持てたのも成長」と、この結果を前向きに捉えている。
今季は4月の金栗記念選抜1500mで日本歴代2位の3分36秒59をマークするなどスピードを磨き、6月末にはダイヤモンドリーグ・ストックホルム大会3000mにも出場した(7分47秒98で10位)。
「昨年とはパワーバランスも変わって層が厚くなっている」と言う三浦。世界との距離を再確認し、来年のブダペスト世界選手権、再来年のパリ五輪に向けて歩みを続けていく。
◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)1日目
オレゴン世界陸上初日のモーニングセッションに行われた男子3000m障害。昨年の東京五輪で同種目日本人初の入賞となる7位に入った三浦龍司(順大)は、8分21秒80の2組5着で予選敗退となった。
世界の壁は厚かった。2017年、19年と2連覇中のコンセスラス・キプルト(ケニア)や東京五輪銀メダリストのレメチャ・ギルマ(エチオピア)に必死に食らいついた三浦。2000mを5分40秒で通過するまでは先頭集団の前方で位置していたものの、その後のペースアップに対応できず、「ラスト動く直前でみんなが止まっている時にアクションができれば良かった」と後悔を口にした。
ただし、手応えも感じているようで、「中盤からはしっかり抵抗でき、走りの中で対応できたところもある。気持ちの面で余裕を持てたのも成長」と、この結果を前向きに捉えている。
今季は4月の金栗記念選抜1500mで日本歴代2位の3分36秒59をマークするなどスピードを磨き、6月末にはダイヤモンドリーグ・ストックホルム大会3000mにも出場した(7分47秒98で10位)。
「昨年とはパワーバランスも変わって層が厚くなっている」と言う三浦。世界との距離を再確認し、来年のブダペスト世界選手権、再来年のパリ五輪に向けて歩みを続けていく。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
世界陸連フェアプレー賞最終候補者発表 棒高跳・カラリス、1500m・カー、3000m障害のヴァン・デ・ベルデの3名
世界陸連(WA)は11月18日、ワールド・アスレティクス・アワード2025のフェアプレー賞の最終候補者を発表した。 男子棒高跳のE.カラリス(ギリシャ)は東京世界選手権の銀メダリスト。自身の試技に臨むだけでなく、同種目の […]
2025.11.19
エディオンDCエントリー 田中希実3年8ヵ月ぶりのトラック1万m 五島莉乃、樺沢和佳奈、高島由香、不破聖衣来も
日本実業団連合は11月18日夜、エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/大阪・ヤンマースタジアム長居)のエントリー選手を発表した。 女子10000mには田中希実(New Balance)がエントリー […]
2025.11.19
「大阪から世界へ」OSAKA夢プログラム報告会が開催!ハンマー投・福田翔大「北京、ロスとさらに多くの代表を」
公益財団法人大阪陸上競技協会が展開する選手サポートプログラム「OSAKA夢プログラム」の第Ⅲ期報告会が11月18日、大阪市内のホテルで開催された。 東京世界選手権に出場した男子ハンマー投の福田翔大(住友電工)、女子100 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025