HOME 国内、世界陸上、日本代表
男女混合4×400mリレーは日本歴代2位の3分17秒31と健闘も13位で予選突破ならず/世界陸上
男女混合4×400mリレーは日本歴代2位の3分17秒31と健闘も13位で予選突破ならず/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州・ユージン)1日目

オレゴン世界陸上初日のモーニングセッションに行われた男女混合4×400mリレー。決勝進出を目指した日本は1組目に出場し、3分17秒31で8着。予選全体では13位で敗退となった。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会から、男子-女子-男子-女子と走順が定められた同種目。1走に登場した中島佑気ジョセフ(東洋大)は、「前半の加速と後半リラックスするところはできた」と海外の強豪勢に食らいつき6番目で2走の2走の松本奈菜子(東邦銀行)へのバトンを渡した。

メンバーでただ1人2度目の世界選手権出場となった松本は今季400mで自己新の52秒56をマークするなど好調だったが、50秒~51秒台の記録を持つ他国の選手に後れを取り順位を落としてしまう。3走の岩崎立来(大体大)、4走の小林茉由(J.VIC)も奮闘したが、順位を上げることはできず、最下位でのフィニッシュとなった。

松本は「自己ベストも更新できていたのですこし自信を持って臨めたが、やっぱり51秒台を出さないといけない」と力不足を痛感。小林も「すぐ始まってすぐ終わっってしまった。技術、日々の過ごし方から見直して世界のトップの動きを見たい」と唇を噛んだ。

初めての日本代表となった岩崎は「ラスト50mで力んでしまった。個々の実力が足りないので、来年は44秒台を出して、個人でも準決勝に進めるぐらいになればマイルでも上位入賞が狙える」と次を見据えた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州・ユージン)1日目 オレゴン世界陸上初日のモーニングセッションに行われた男女混合4×400mリレー。決勝進出を目指した日本は1組目に出場し、3分17秒31で8着。予選全体では13位で敗退となった。 今大会から、男子-女子-男子-女子と走順が定められた同種目。1走に登場した中島佑気ジョセフ(東洋大)は、「前半の加速と後半リラックスするところはできた」と海外の強豪勢に食らいつき6番目で2走の2走の松本奈菜子(東邦銀行)へのバトンを渡した。 メンバーでただ1人2度目の世界選手権出場となった松本は今季400mで自己新の52秒56をマークするなど好調だったが、50秒~51秒台の記録を持つ他国の選手に後れを取り順位を落としてしまう。3走の岩崎立来(大体大)、4走の小林茉由(J.VIC)も奮闘したが、順位を上げることはできず、最下位でのフィニッシュとなった。 松本は「自己ベストも更新できていたのですこし自信を持って臨めたが、やっぱり51秒台を出さないといけない」と力不足を痛感。小林も「すぐ始まってすぐ終わっってしまった。技術、日々の過ごし方から見直して世界のトップの動きを見たい」と唇を噛んだ。 初めての日本代表となった岩崎は「ラスト50mで力んでしまった。個々の実力が足りないので、来年は44秒台を出して、個人でも準決勝に進めるぐらいになればマイルでも上位入賞が狙える」と次を見据えた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top