HOME ニュース、海外

2022.07.04

16歳のブーンソンが200mで20秒17! ナイトン、ボルトに次ぐU18世界歴代3位 U20アジア記録も大幅に更新/WAコンチネンタルツアー
16歳のブーンソンが200mで20秒17! ナイトン、ボルトに次ぐU18世界歴代3位 U20アジア記録も大幅に更新/WAコンチネンタルツアー

6月26日、カザフスタンのヌルスルタンで開催されたWA(世界陸連)コンチネンタルツアー・ブロンズ競技会の男子200mで、16歳のP.ブーンソン(タイ)がU18世界歴代3位の20秒17(+1.7)をマークした。

U18世界記録は昨年、エリヨン・ナイトン(米国)が打ち立てた19秒84。それまでの記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)の20秒13で、ブーンソンはそれに次ぐタイム。従来のU18アジア記録はサニブラウン・A・ハキーム(当時・城西高)が15年に樹立した20秒34。U20アジア記録は01年に大前祐介(当時・早大)がマークした20秒29で、これらを大きく上回った。

ブーンソンは2006年1月生まれ。日本の高校2年生に相当する年齢で、昨年までの自己記録は20秒70。今年5月行われた東南アジア大会に20秒37とタイのナショナルレコードを塗り替えていたが、さらに記録を短縮した。100mでも今年5月には風速未計測ながら10秒19とナショナルレコードを上回るタイムを出している。

広告の下にコンテンツが続きます

現地の報道によると、ブーンソンはオレゴン世界選手権の参加標準記録(20秒24)を突破したが、これには出場せず、来月8月に行われるU20世界選手権(コロンビア・カリ)に専念する可能性があるという。

6月26日、カザフスタンのヌルスルタンで開催されたWA(世界陸連)コンチネンタルツアー・ブロンズ競技会の男子200mで、16歳のP.ブーンソン(タイ)がU18世界歴代3位の20秒17(+1.7)をマークした。 U18世界記録は昨年、エリヨン・ナイトン(米国)が打ち立てた19秒84。それまでの記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)の20秒13で、ブーンソンはそれに次ぐタイム。従来のU18アジア記録はサニブラウン・A・ハキーム(当時・城西高)が15年に樹立した20秒34。U20アジア記録は01年に大前祐介(当時・早大)がマークした20秒29で、これらを大きく上回った。 ブーンソンは2006年1月生まれ。日本の高校2年生に相当する年齢で、昨年までの自己記録は20秒70。今年5月行われた東南アジア大会に20秒37とタイのナショナルレコードを塗り替えていたが、さらに記録を短縮した。100mでも今年5月には風速未計測ながら10秒19とナショナルレコードを上回るタイムを出している。 現地の報道によると、ブーンソンはオレゴン世界選手権の参加標準記録(20秒24)を突破したが、これには出場せず、来月8月に行われるU20世界選手権(コロンビア・カリ)に専念する可能性があるという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.03

明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]

NEWS 世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top