HOME ニュース、国内

2022.06.25

200m日本選手権王者の上山紘輝が20秒52でV「世界陸上で自分の力出したい」/布勢スプリント
200m日本選手権王者の上山紘輝が20秒52でV「世界陸上で自分の力出したい」/布勢スプリント

上山紘輝(住友電工)


◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)1日目

日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。

男子200mは上山紘輝(住友電工)が20秒52(+1.2)で優勝。上山は今年の日本選手権を初制覇している。

広告の下にコンテンツが続きます

ワールドランキングで出場圏内に入っている上山は、「少しでもランキングを上げよう」と臨んだ。ワールドランキングのポイント対象のなかで最も遅い記録が20秒69だったため安堵の表情。「前半は少し向かい風が強かったのでしっかり行きました。ラスト接戦の中で勝ち切れたのは良かった」と振り返る。

近大卒で社会人1年目。今季はシーズン序盤からワールドユニーバーシティゲームズやアジア大会の代表入りを狙って試合をこなし、結果を残してきた。だが、いずれも大会が延期。それでも「世界選手権に気持ちを切り替えられた」と、日本選手権ではついにタイトルも取った。

参加標準記録20秒24を見据えている中で、課題は「体力面」とラストまで走りきるスタミナだという。世界陸連の出場資格者を待つのみだが、「もし選ばれたら初の代表。自分の力を出して自己ベストを更新したい。そうすれば準決勝も見えてくるので」と上山。さらに、4×100mリレーについても「大学時代も3走をしています。先輩たちのようにメダル獲得に貢献できるような1人になりたい」と語った。

◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)1日目 日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。 男子200mは上山紘輝(住友電工)が20秒52(+1.2)で優勝。上山は今年の日本選手権を初制覇している。 ワールドランキングで出場圏内に入っている上山は、「少しでもランキングを上げよう」と臨んだ。ワールドランキングのポイント対象のなかで最も遅い記録が20秒69だったため安堵の表情。「前半は少し向かい風が強かったのでしっかり行きました。ラスト接戦の中で勝ち切れたのは良かった」と振り返る。 近大卒で社会人1年目。今季はシーズン序盤からワールドユニーバーシティゲームズやアジア大会の代表入りを狙って試合をこなし、結果を残してきた。だが、いずれも大会が延期。それでも「世界選手権に気持ちを切り替えられた」と、日本選手権ではついにタイトルも取った。 参加標準記録20秒24を見据えている中で、課題は「体力面」とラストまで走りきるスタミナだという。世界陸連の出場資格者を待つのみだが、「もし選ばれたら初の代表。自分の力を出して自己ベストを更新したい。そうすれば準決勝も見えてくるので」と上山。さらに、4×100mリレーについても「大学時代も3走をしています。先輩たちのようにメダル獲得に貢献できるような1人になりたい」と語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top