6月18日にパリ(フランス)で開催された世界陸連のダイヤモンドリーグ(DL)第7戦。女子100mでは08年北京、12年ロンドン両五輪の金メダリストのS.-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が大会新の10秒67(+0.5)で優勝した。
フレイザー・プライスのタイムは、5月に自身がマークした今季世界最速の10秒67に並ぶもの。自己ベストは10秒60(21年)で、35歳のベテランは、「継続的に10秒60で走れるようにするのが目標」とコメントしている。
女子3000m障害は、19年ドーハ世界選手権4位のW.M.ヤヴィ(バーレーン)が自己ベストを更新する今季世界最高となる8分56秒55で勝利。女子走高跳は東京五輪銅メダリストのY.マフチフ(ウクライナ)が2m01の今季世界最高で制した。また女子100mハードルでは、東京五輪4位のT.アムサン(ナイジェリア)がアフリカ新記録の12秒41(-0.4)で優勝している。
女子円盤投は東京五輪金メダリストのV.オールマン(米国)が大会新の68m68で勝っている。
男子200mは、L.アダムス(南アフリカ)が自己記録を0.19秒更新する19秒82(+0.6)でV。男子5000mは、東京五輪10000m金メダリストのS.バレガ(エチオピア)が12分56秒19で制した。
女子やり投は既報の通り、北口榛花(JAL)が63m13で日本人初のDL初優勝を果たした。
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