
◇日本選手権・混成競技(6月4日、5日/秋田県営)2日目
第106回日本選手権・混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は初日トップだった奥田啓祐(第一学院高教)が7626点をマークして初優勝を飾った。
初日を3970点の首位で折り返していた奥田。2日目は苦手とする種目が複数あり、これまでは逆転されることも多かったが、しっかりと逃げ切った。
「しっかり記録を出せれば」と話していた110mハードルでは強い向かい風の影響もあり14秒71(-2.3)。だが、そのままずるずるいかず、円盤投でも41m50でしのぐと、成長が見られたのが棒高跳だった。最初の高さとなる4m40を2回失敗。「これまでなら記録なしになっていたと思う」と話したが、土壇場の3回目にクリアし、最後は4m60まで記録を伸ばした。
元々、専門種目だったやり投は55m54。10種目めの1500mまで含め「まとめられたのは評価したい」と語る。何より大学から混成競技を始めた奥田にとって、これが初タイトル。「記録より勝てたことがうれしいです」と喜びを語る。
成長の背景には偉大な先輩2人がいる。ここまで12年連続で優勝を分け合ってきた右代啓祐(国士舘クラブ)と中村明彦(スズキ)のレジェンド。近年は練習をともにしているといい、「精神面で学ぶことが多い」と言う。本来であれば「引導を渡したい」と強い思いを持つが、この日の棒高跳でも2回ファウルの際に「右代さんに背中を叩いてもらった」と気合注入で乗り切った。
まだまだ引導を渡すとまではいかないが、「2人がいなかったら今の僕はいません。(連覇が続いていた)2人の次に優勝できて良かった。来年以降、自分が引き継いでいけるように1年間、過ごしていきたいです」と覚悟をにじませる。
高校時代はやり投をメインとし、東海大に進学してからは腕を痛めた影響で混成競技に挑戦。大学内外を渡り歩いて成長してきた変わり種という遅咲きのデカスリートが、日本のトップとして突き進む。
◇日本選手権・混成競技(6月4日、5日/秋田県営)2日目
第106回日本選手権・混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は初日トップだった奥田啓祐(第一学院高教)が7626点をマークして初優勝を飾った。
初日を3970点の首位で折り返していた奥田。2日目は苦手とする種目が複数あり、これまでは逆転されることも多かったが、しっかりと逃げ切った。
「しっかり記録を出せれば」と話していた110mハードルでは強い向かい風の影響もあり14秒71(-2.3)。だが、そのままずるずるいかず、円盤投でも41m50でしのぐと、成長が見られたのが棒高跳だった。最初の高さとなる4m40を2回失敗。「これまでなら記録なしになっていたと思う」と話したが、土壇場の3回目にクリアし、最後は4m60まで記録を伸ばした。
元々、専門種目だったやり投は55m54。10種目めの1500mまで含め「まとめられたのは評価したい」と語る。何より大学から混成競技を始めた奥田にとって、これが初タイトル。「記録より勝てたことがうれしいです」と喜びを語る。
成長の背景には偉大な先輩2人がいる。ここまで12年連続で優勝を分け合ってきた右代啓祐(国士舘クラブ)と中村明彦(スズキ)のレジェンド。近年は練習をともにしているといい、「精神面で学ぶことが多い」と言う。本来であれば「引導を渡したい」と強い思いを持つが、この日の棒高跳でも2回ファウルの際に「右代さんに背中を叩いてもらった」と気合注入で乗り切った。
まだまだ引導を渡すとまではいかないが、「2人がいなかったら今の僕はいません。(連覇が続いていた)2人の次に優勝できて良かった。来年以降、自分が引き継いでいけるように1年間、過ごしていきたいです」と覚悟をにじませる。
高校時代はやり投をメインとし、東海大に進学してからは腕を痛めた影響で混成競技に挑戦。大学内外を渡り歩いて成長してきた変わり種という遅咲きのデカスリートが、日本のトップとして突き進む。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.14
DL厦門に村竹ラシッド、北口榛花がエントリー! クラウザー、テボゴ、ケビナトシピらも出場
2026.05.14
東アジアハーフマラソンが日本初開催 来年4月のぎふ清流ハーフとの併催芦澤 美玖
-
2026.05.14
-
2026.05.13
-
2026.05.13
-
2026.05.13
-
2026.05.13
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
2026.05.09
【女子棒高跳】松浦清愛(久御山高2京都) 4m10=U18日本タイ&高校歴代4位タイ
-
2026.05.10
-
2026.05.09
-
2026.05.08
-
2026.05.13
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.14
DL厦門に村竹ラシッド、北口榛花がエントリー! クラウザー、テボゴ、ケビナトシピらも出場
世界陸連は5月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の中国・厦門大会(5月23日)のエントリーリストを発表した。 日本からは男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)の出場がすでに発表されていたが、パリ五輪女子やり投 […]
2026.05.14
東アジアハーフマラソンが日本初開催 来年4月のぎふ清流ハーフとの併催芦澤 美玖
日本陸連は5月14日、東アジア陸連の協議会において、来年開催する第5回東アジアハーフマラソン2027を4月に行われる「髙橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2027」との併催で実施すると発表した。東アジアハーフでの日本開催は初 […]
2026.05.14
U20アジア選手権 女子中長距離の池野絵莉、芦田和佳の青学大ルーキーコンビと吉田彩心が出場辞退
日本陸連は5月14日、U20アジア選手権(5月28日~31日/中国・香港)の日本代表のうち、女子1500mの池野絵莉、女子3000mの芦田和佳(いずれも青学大)と、女子5000mの吉田彩心(日本郵政グループ)が出場辞退す […]
2026.05.14
セイコーGGPの100mに山縣亮太、小池祐貴、多田修平、飯塚翔太が追加登録!400mH・黒川、400m・青木らもエントリー
日本陸連は5月14日、セイコーゴールデングランプリ2026東京(5月17日/東京・国立競技場)のエントリー選手を発表した。 男子100mは日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)、小池祐貴(住友電工)、多田修平(同)、飯塚翔 […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図