HOME ニュース、海外

2022.06.03

女子4×100mリレーと男子100mのU20世界記録が承認されず ドーピング検査不備などが理由
女子4×100mリレーと男子100mのU20世界記録が承認されず ドーピング検査不備などが理由

今年4月に女子4×100mリレーでジャマイカのU20チームが従来のU20世界記録を上回る42秒58をマークしたが、この記録がU20世界記録として承認されなかったことが報じられている。メンバー全員がドーピング検査を受けていなかったことが理由とされる。

ジャマイカU20チーム(S.コール、ティナ・クレイトン、B.リストン、ティア・クレイトン)は、4月17日のCARIFTA(カリブ海自由貿易連合)競技会で、昨年の同じジャマイカチームが出した42秒94を大幅に塗り替えていた。世界陸連は世界記録を樹立した際には、競技後にドーピング検査が求めているが、検査体制が整っていない国などでは検査を実施していないこともあるという。

また、4月30日に男子100mでL.テボゴ(ボツワナ)がマークした9秒96(+1.9)もU20世界記録として承認されなかった。こちらは、競技前にゼロガンテスト(号砲時に正しく計時装置が起動するかのテスト)が行われていなかったため。T.ブロメル(米国)が2014年に樹立した9秒97がU20世界記録となる。

広告の下にコンテンツが続きます
今年4月に女子4x100mリレーでジャマイカのU20チームが従来のU20世界記録を上回る42秒58をマークしたが、この記録がU20世界記録として承認されなかったことが報じられている。メンバー全員がドーピング検査を受けていなかったことが理由とされる。 ジャマイカU20チーム(S.コール、ティナ・クレイトン、B.リストン、ティア・クレイトン)は、4月17日のCARIFTA(カリブ海自由貿易連合)競技会で、昨年の同じジャマイカチームが出した42秒94を大幅に塗り替えていた。世界陸連は世界記録を樹立した際には、競技後にドーピング検査が求めているが、検査体制が整っていない国などでは検査を実施していないこともあるという。 また、4月30日に男子100mでL.テボゴ(ボツワナ)がマークした9秒96(+1.9)もU20世界記録として承認されなかった。こちらは、競技前にゼロガンテスト(号砲時に正しく計時装置が起動するかのテスト)が行われていなかったため。T.ブロメル(米国)が2014年に樹立した9秒97がU20世界記録となる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.07

順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]

NEWS Japan Athlete Games in Osakiが2月に開催 トラック種目は国内唯一の室内競技会

2025.12.07

Japan Athlete Games in Osakiが2月に開催 トラック種目は国内唯一の室内競技会

大崎町陸上競技の聖地創り実行委員会は、2026 Japan Athlete Games in Osakiを来年2月14日、15日の2日間の日程で開催すると発表した。 「Japan Athlete Games in Osa […]

NEWS 西山雄介が日本勢最上位でロス五輪MGC切符「非常に悔しい」終盤まで優勝争い展開、2年連続2位/福岡国際マラソン

2025.12.07

西山雄介が日本勢最上位でロス五輪MGC切符「非常に悔しい」終盤まで優勝争い展開、2年連続2位/福岡国際マラソン

◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が行われ、バイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒(速報値)で優勝した。 […]

NEWS 立命大が大会新で優勝 前回の雪辱果たす4年ぶりV/京都学生駅伝

2025.12.07

立命大が大会新で優勝 前回の雪辱果たす4年ぶりV/京都学生駅伝

第92回京都学生駅伝が12月7日、京都市の北大路橋西側河川敷をスタート、京産大総合グラウンドにフィニッシュする6区間43.8kmのコースで行われ、立命大Aが2時間11分45秒の大会新記録で4年ぶりの優勝を飾った。 立命大 […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝の出場が決定! 前回より1チーム増の22チームに出場権 新潟医療福祉大が初出場

2025.12.07

大学対校男女混合駅伝の出場が決定! 前回より1チーム増の22チームに出場権 新潟医療福祉大が初出場

12月3日、関西学連は、2025年2月15日に開催される第6回全国大学対校男女混合駅伝の出場22チームを発表した。 同大会は第4回大会までは招待制で行われていたが、前回大会からシード制と世界陸連スコアリングテーブルを用い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top