2022.05.28
明大競走部の活動を支援することを目的に関係者を中心として今年1月に設立された一般社団法人明大アスレチックマネジメントは5月28日、都内で「ファンミーティング」を開き、参加した約30人のファンクラブ会員に明大競走部の活動を報告しながら交流を深めた。
明大競走部の中川秀一部長、園原健弘監督、山本佑樹駅伝監督、明大の西山春文副学長、社団法人理事であるマラソンランナーの谷川真理さん、競走部OBの鎧坂哲哉(旭化成)らが出席。冒頭で中川部長が「関係者ではない方が競走部を支えてくれていることを知り、みんなで応援できる組織を作ろう、というのが社団法人を設立した目的。スポーツを通じて社会にどう還元していくか考え、みなさんと一緒に競走部を作っていきたい」とあいさつした。
トークショーではOBの鎧坂が「毎年雰囲気は変わりますが、最近はチームがすごくまとまってきたと思う」と競走部の印象を語り、山本駅伝監督は「トラックや全日本大学駅伝では結果を出せるようになりましたが、箱根駅伝については歯がゆい思いをしています。ただ、毎年チームの成長を感じられるようになっています。今度こそはという思いでがんばっているところです」と、前回14位に終わった箱根駅伝での巻き返しを誓った。
競走部からは5月中旬の関東インカレ10000m競歩を制した濱西諒、三段跳で2位に入った鈴木憲伸、5000m7位、10000m5位と長距離2種目で入賞した富田峻平が登壇。「ファンの皆様のおかげで毎日練習をさせていただいています」と富田が感謝を述べると、副将兼短距離ブロック長の鈴木は「皆様の期待以上の成果を出せるように精進したい」と意欲をみなぎらせた。
また、鎧坂も「今までオリンピックには縁がありませんでしたが、パリ五輪に向けては心機一転、マラソンランナーとして3位以内を狙いたい」と宣言し、西山副学長は「今は(明大OBで元卓球選手の)水谷隼君がテレビに出ていますが、パリの後は鎧坂君を推したい」とエールを送った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.13
40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍
2024.12.13
ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定
2024.12.13
京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望
-
2024.12.13
-
2024.12.13
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.13
40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍
中国電力に所属する岡本直己が来年1月に引退することが12月13日、明らかになった。 1984年5月生まれで40歳の岡本。鳥取・東伯中、由良育英高(現・鳥取中央育英高)を経て明大に進んだ。大学2年時には、箱根駅伝予選会の1 […]
2024.12.13
ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定
12月13日、ユニクロは長沼祥吾監督が11月末で退任し、来年2月末をもって退社することを発表した。 長沼監督は長崎県出身の56歳。筑波大大学院を修了後、94年に営団地下鉄陸上部の立ち上げにあたって監督に就任。世界選手権マ […]
2024.12.13
京山、神村学園、大沢野が三つ巴の様相 細江や京都光華も上位うかがう/全中駅伝女子展望
第32回全国中学校駅伝が、12月15日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2024.12.13
京山 史上4校目の連覇なるか 坂や鶴ヶ島藤なども有力/全中駅伝男子展望
第32回全国中学校駅伝が、12月15日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2024.12.13
富士山女子駅伝エントリー発表! 立命大は村松灯ら全日本Vメンバーが登録 名城大も谷本七星ら主力がエントリー 拓大・不破は最後の学生駅伝
日本学生連合は、12月30日に行われる2024全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)のエントリー選手を発表した。 10月の全日本大学女子駅伝で9年ぶりに女王の座を奪還した立命大は、同大会で区間賞を獲得した村松灯(4年) […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会