HOME ニュース、国内

2022.05.08

前田穂南 東京五輪後初レースを自己タイの1時間9分08秒で優勝 男子は小山が日本人トップの3位/仙台国際ハーフ
前田穂南 東京五輪後初レースを自己タイの1時間9分08秒で優勝 男子は小山が日本人トップの3位/仙台国際ハーフ

前田穂南(2021年)


仙台国際ハーフマラソン2022は5月8日、仙台市陸上競技場南側道路をスタートして、同競技場に戻る日本陸連公認コースで行われた。コロナ禍で2度の中止を挟み、2019年の第29回大会以来、3年ぶりの開催。女子は昨年の東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が自己タイの1時間9分08秒で初優勝した。男子は上位2人が同タイムの接戦となったが、アレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が1時間1分08秒で、ロロット・アンドリュー(SUBARU)をわずかに抑えてV。3位には小山直城(Honda)が1時間2分07秒で入った。

東京五輪マラソン(33位)以来、9ヵ月ぶりのレースとなった前田は特別招待選手として出場。10kmを33分15秒で通過した後、ペースを上げて2019年12月の山陽女子ロードでマークした自己ベストに並ぶタイムで駆け抜けた。2位、3位もチームメイトの松下菜摘が1時間11分30秒、大東優奈が1時間11分48秒でそれぞれ入り、3位まで天満屋勢が独占した。

男子は外国人2選手が主導権を握る展開。3位の小山の後は、大石港与(トヨタ自動車)が1時間2分36秒で4位、木村慎(Honda)が1時間2分44秒で5位と続いた。なお、特別招待選手の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は体調不良で、設楽悠太(Honda)はコンディション不良でそれぞれ欠場した。

広告の下にコンテンツが続きます
仙台国際ハーフマラソン2022は5月8日、仙台市陸上競技場南側道路をスタートして、同競技場に戻る日本陸連公認コースで行われた。コロナ禍で2度の中止を挟み、2019年の第29回大会以来、3年ぶりの開催。女子は昨年の東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が自己タイの1時間9分08秒で初優勝した。男子は上位2人が同タイムの接戦となったが、アレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が1時間1分08秒で、ロロット・アンドリュー(SUBARU)をわずかに抑えてV。3位には小山直城(Honda)が1時間2分07秒で入った。 東京五輪マラソン(33位)以来、9ヵ月ぶりのレースとなった前田は特別招待選手として出場。10kmを33分15秒で通過した後、ペースを上げて2019年12月の山陽女子ロードでマークした自己ベストに並ぶタイムで駆け抜けた。2位、3位もチームメイトの松下菜摘が1時間11分30秒、大東優奈が1時間11分48秒でそれぞれ入り、3位まで天満屋勢が独占した。 男子は外国人2選手が主導権を握る展開。3位の小山の後は、大石港与(トヨタ自動車)が1時間2分36秒で4位、木村慎(Honda)が1時間2分44秒で5位と続いた。なお、特別招待選手の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は体調不良で、設楽悠太(Honda)はコンディション不良でそれぞれ欠場した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

2025.12.12

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top