
◇木南記念(4月30日・5月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目
日本グランプリシリーズ大阪大会の木南記念の初日。男子やり投はディーン元気(ミズノ)が81m91を投げて優勝した。
「前半は70m中盤くらい」という気持ちで臨んで75m26。「少しずつ上げていく」という想定通りに試合を進め、4回目に80m68、優勝を決めたあとの6回目に81m91まで記録を伸ばした。
助走スピードは「もう少し上げたかった」ともいうが、「やりに力を伝えられたかな」と及第点を与えたディーン。1月からフィンランドに渡り、その後スペイン合宿を挟んで、最後は恒例となっている南アフリカでシーズンインした。フィンランドと南アフリカでは、やり投界のレジェンドであるT.ピトカマキ(フィンランド)にアドバイスをもらい、「上半身で投げる種目ではない」「自分よがりの投げをしない」と伝授された。
東京五輪を狙った昨年は「調子が良かっただけに気持ちをコントロールできずに悔しい思いをした」と反省。今季は「冷静に、と言い聞かせ」て、自分にフォーカスするように意識している。リラックスすることで無駄な力が入らないようにし、「助走から、しっかり潜り込む」ポイントを押さえた投げだった。
「やり投は5~6m簡単に記録が伸びる。セイコーゴールデングランプリでは優勝と、あわよくば世界選手権の参加標準記録85mも」と意気込む。「もう30歳なので」と笑うディーンは、成熟したスロワーとしてパリ五輪を迎えるための一歩目を踏み出した。
◇木南記念(4月30日・5月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目
日本グランプリシリーズ大阪大会の木南記念の初日。男子やり投はディーン元気(ミズノ)が81m91を投げて優勝した。
「前半は70m中盤くらい」という気持ちで臨んで75m26。「少しずつ上げていく」という想定通りに試合を進め、4回目に80m68、優勝を決めたあとの6回目に81m91まで記録を伸ばした。
助走スピードは「もう少し上げたかった」ともいうが、「やりに力を伝えられたかな」と及第点を与えたディーン。1月からフィンランドに渡り、その後スペイン合宿を挟んで、最後は恒例となっている南アフリカでシーズンインした。フィンランドと南アフリカでは、やり投界のレジェンドであるT.ピトカマキ(フィンランド)にアドバイスをもらい、「上半身で投げる種目ではない」「自分よがりの投げをしない」と伝授された。
東京五輪を狙った昨年は「調子が良かっただけに気持ちをコントロールできずに悔しい思いをした」と反省。今季は「冷静に、と言い聞かせ」て、自分にフォーカスするように意識している。リラックスすることで無駄な力が入らないようにし、「助走から、しっかり潜り込む」ポイントを押さえた投げだった。
「やり投は5~6m簡単に記録が伸びる。セイコーゴールデングランプリでは優勝と、あわよくば世界選手権の参加標準記録85mも」と意気込む。「もう30歳なので」と笑うディーンは、成熟したスロワーとしてパリ五輪を迎えるための一歩目を踏み出した。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025