アジア大会選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ広島大会の「第56回織田記念」が4月29日に行われ、最終種目の男子5000mは三浦龍司(順大)が13分32秒42で優勝した。
序盤から終始外国勢が引っ張るハイペースにつき、1000mを2分40秒で通過。その後、3000m通過が8分07秒とややペースダウンし、焦点は勝負に。ラスト1周で外国勢2人がやや抜け出し、松枝博樹(富士通)、砂岡拓磨(コニカミノルタ)とともにそれを追った三浦は、最後の直線では前に出た松枝を外からさらにかわす圧巻のスパートで、トップでフィニッシュに飛び込んだ。松枝が13分33秒18で2位に続いた。
強い風の影響もあって昨年7月に出した自己記録(13分26秒78)には及ばなかったが、東京五輪3000m障害7位の実力をしっかりと発揮。4月9日の金栗記念選抜中長距離では1500mで日本歴代2位の3分36秒69をマークするなど、今季最大のターゲットであるオレゴン世界選手権に向けて、着実にスケールアップしている。
※記事に誤りがあり修正しました
◇織田記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム)
アジア大会選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ広島大会の「第56回織田記念」が4月29日に行われ、最終種目の男子5000mは三浦龍司(順大)が13分32秒42で優勝した。
序盤から終始外国勢が引っ張るハイペースにつき、1000mを2分40秒で通過。その後、3000m通過が8分07秒とややペースダウンし、焦点は勝負に。ラスト1周で外国勢2人がやや抜け出し、松枝博樹(富士通)、砂岡拓磨(コニカミノルタ)とともにそれを追った三浦は、最後の直線では前に出た松枝を外からさらにかわす圧巻のスパートで、トップでフィニッシュに飛び込んだ。松枝が13分33秒18で2位に続いた。
強い風の影響もあって昨年7月に出した自己記録(13分26秒78)には及ばなかったが、東京五輪3000m障害7位の実力をしっかりと発揮。4月9日の金栗記念選抜中長距離では1500mで日本歴代2位の3分36秒69をマークするなど、今季最大のターゲットであるオレゴン世界選手権に向けて、着実にスケールアップしている。
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