
◇織田記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム)
アジア大会選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ広島大会の「第56回織田記念」が行われ、女子100mは御家瀬緑(住友電工)が11秒79(-0.7)をマークして優勝した。
2019年に高校3年生で日本選手権覇者となった御家瀬。苦しい時期を乗り越えて、復活の走りを見せた。
予選こそ12秒12(-2.3)の2着通過。決勝は大外の8レーンに入った。「雨の中の1本目で疲労もありましたが、冷静に走ることができました」。君嶋愛梨沙(土木管理総合)が先行するなか、「スタートはつぶれましたが、中盤が命で落ちずに走り切れました」と、フィニッシュ手前でしっかり差しきったのは御家瀬らしい勝負強さだった。
北海道・恵庭北高を卒業してから大学進学をせずに住友電工入り。小池祐貴(住友電工)と同じ臼井淳一氏に師事した。そこからはケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。
「試合当日になると調子が悪くなることもあって苦しかったです」。練習が積めて、状態もいいはずなのに結果につながらない。もどかしい時期が続いた。それでも、「陸上での悔しい思いは、陸上でしか返せない。あきらめる選択肢はなかったです」と強い意志を貫き、そして戻ってきた。
走幅跳をしていた高校時代のように「跳ねる」走りから、短距離に専念して「グイグイ」と乗り込んでいく走りに変化。小池らと米国でシーズンインして「良いタイムも出ていた」と自信をつかんでの国内シーズンインだった。この復活に、同郷の先輩・小池も「彼女のすごさ。僕が一番喜んでいるかもしれません」と妹分の活躍に目を細める。
アジア大会はもちろん、4×100mリレーで出場権がある世界選手権への思いもある。「代表から遠ざかっているので、選んでもらえれば自分の走りができるようにしたい」と御家瀬。ハイレベルで群雄割拠の女子短距離に、また一人楽しみな選手が戻ってきた。
◇織田記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム)
アジア大会選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ広島大会の「第56回織田記念」が行われ、女子100mは御家瀬緑(住友電工)が11秒79(-0.7)をマークして優勝した。
2019年に高校3年生で日本選手権覇者となった御家瀬。苦しい時期を乗り越えて、復活の走りを見せた。
予選こそ12秒12(-2.3)の2着通過。決勝は大外の8レーンに入った。「雨の中の1本目で疲労もありましたが、冷静に走ることができました」。君嶋愛梨沙(土木管理総合)が先行するなか、「スタートはつぶれましたが、中盤が命で落ちずに走り切れました」と、フィニッシュ手前でしっかり差しきったのは御家瀬らしい勝負強さだった。
北海道・恵庭北高を卒業してから大学進学をせずに住友電工入り。小池祐貴(住友電工)と同じ臼井淳一氏に師事した。そこからはケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。
「試合当日になると調子が悪くなることもあって苦しかったです」。練習が積めて、状態もいいはずなのに結果につながらない。もどかしい時期が続いた。それでも、「陸上での悔しい思いは、陸上でしか返せない。あきらめる選択肢はなかったです」と強い意志を貫き、そして戻ってきた。
走幅跳をしていた高校時代のように「跳ねる」走りから、短距離に専念して「グイグイ」と乗り込んでいく走りに変化。小池らと米国でシーズンインして「良いタイムも出ていた」と自信をつかんでの国内シーズンインだった。この復活に、同郷の先輩・小池も「彼女のすごさ。僕が一番喜んでいるかもしれません」と妹分の活躍に目を細める。
アジア大会はもちろん、4×100mリレーで出場権がある世界選手権への思いもある。「代表から遠ざかっているので、選んでもらえれば自分の走りができるようにしたい」と御家瀬。ハイレベルで群雄割拠の女子短距離に、また一人楽しみな選手が戻ってきた。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.04.01
青学大長距離ブロックがレッドブルとパートナー契約! 「翼をさずかりました」
2026.04.01
キヤノンAC九州にIH800m入賞の朝野流南、インカレ出場の池主茉弥ら5人が新加入
-
2026.04.01
-
2026.04.01
-
2026.04.01
-
2026.04.01
2026.03.31
中央発條の小野田勇次、大津顕杜、浅岡満憲、町田康誠が退部 ニューイヤー駅伝などで活躍
-
2026.03.31
2026.03.16
GMO・吉田圭太と100mHの安達楓恋が結婚!「これからも二人で」青学大の先輩後輩
-
2026.03.31
-
2026.03.07
Latest articles 最新の記事
2026.04.01
飯野摩耶が東農大女子長距離ブロックコーチに就任「恩返しできるように」15年アジア選手権代表
飯野摩耶が自身のSNSを更新し、母校である東農大の女子長距離ブロックコーチに就任したことを発表した。 飯野は1988年生まれの38歳。山梨県出身で中3時に1500mで全中優勝。韮崎高から第一生命に進み、2012年には24 […]
2026.04.01
青学大長距離ブロックがレッドブルとパートナー契約! 「翼をさずかりました」
青学大陸上部長距離ブロックは4月1日、レッドブルとパートナー契約を結んだと発表した。 レッドブルはスケートボードやスキージャンプなどをサポートしており、公開されたインタビュー内で原晋監督は「私たちとまったく異なるジャンル […]
2026.04.01
キヤノンAC九州にIH800m入賞の朝野流南、インカレ出場の池主茉弥ら5人が新加入
キヤノンAC九州は4月1日、同日付で青柳朋花(大阪芸大)、池主茉弥(拓大)、朝野流南(東大阪大敬愛高)、吉田葵唯(九国大付高・福岡)、瀧川ゆめ(大分東明高)の5選手が加入したと発表した。 青柳は千葉県出身。市船橋高から大 […]
2026.04.01
北村夢さんが駿河台大外部コーチに就任「新しい環境での挑戦にワクワク」800m学生記録保持
女子800m学生記録保持者の北村夢さんが自身のSNSを更新し、4月から駿河台大の外部コーチに就任することを明かした。 北村さんは東京出身。名門・東京高時代にはインターハイに出場し、日体大に進学してからさらに飛躍した。4年 […]
Latest Issue
最新号
2026年4月号 (3月13日発売)
別冊付録 記録年鑑 2025
東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン