◇日本学生個人選手権(4月15~17日/神奈川・平塚)
ワールドユニバーシティゲームズの選考会を兼ねた日本学生個人選手権が神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚(平塚競技場)で、4月15日から17日までの3日間にわたって行われた。
本来であれば昨年行われる予定だったワールドユニバーシティゲームズがコロナ禍の影響で今年に延期。そのため、選考会となる今大会には大卒・大学院卒1年目までがオープン参加した。
ユニバ代表を狙う選手たちはもちろん、今夏のオレゴン世界選手権、そしてアジア大会を見据える選手も多く参戦。男子100mは注目ルーキーの栁田大輝(東洋大)が10秒30で優勝した。110mハードルはオレゴン世界選手権を狙う村竹ラシッド(順大)がV。予選で13秒54(+1.6)の大会タイ記録、準決勝では追い風参考ながら13秒30(+2.2)をマークした。400mハードルには東京五輪代表の黒川和樹(法大)が出場して49秒40の大会新記録でタイトルをゲット。男子砲丸投はアツオビン・ジェイソン(福岡大)が18m42(日本歴代7位)の好記録で制している。
女子100mは青山華依(甲南大)が11秒50(+1.0)で優勝。準決勝では学生歴代5位の11秒47という大会新記録を打ち立てた。5000mと10000mはいずれも名城大の山本有真と小林成美が優勝。髙良彩花(筑波大)は走幅跳と三段跳の2冠を達成している。100mハードルは玉置菜々子(国士大) が13秒30(+0.5)の大会タイ記録で優勝した。
優勝者は以下の通り。
■学生個人選手権の優勝者※OPは除く
・男子
100m 栁田 大輝(東洋大)10秒30(+1.6)
200m 三浦励央奈(早大) 20秒85(+1.0)
400m 岩崎 立来(大体大)46秒47
800m 松本 純弥(法大) 1分49秒95
1500m 飯澤 千翔(東海大)3分44秒54=大会新
5000m 篠原倖太朗(駒大) 13分47秒90
10000m 葛西 潤(創価大) 28分30秒65
110mH 村竹ラシッド(順大) 13秒43(+2.6)
400mH 黒川 和樹(法大) 49秒40=大会新
3000m障害 菖蒲 敦司(早大) 8分40秒57=大会新
10000m競歩 立岩 和大(順大院) 40分19秒71
走高跳 藤井 稜真(筑波大) 2m13
棒高跳 柄澤 智哉(日体大) 5m30
走幅跳 葛西 伊吹(鹿屋体大) 7m74(+0.7)
三段跳 安立 雄斗(福岡大) 15m68(±0)
砲丸投 アツオビン・ジェイソン(福岡大) 18m42=大会新
円盤投 飛川 龍雅(東海大) 53m31
ハンマー投 中川 達斗(九州共立大院) 70m85=大会新
やり投 吉野 壱圭(九州共立大) 74m09
十種競技 森口 諒也(東海大院) 7286点
・女子
100m 青山 華依(甲南大) 11秒50(+1.0)
200m 青野 朱李(山梨学大)23秒86(+0.3)
400m 森山 静穂(福岡大) 55秒77
800m 山口 光(順大) 2分10秒36
1500m シェイラ・チェロティチ(明治国際医療大) 4分21秒75
5000m 山本 有真(名城大) 15分49秒19
10000m 小林 成美(名城大) 33分21秒48
100mH 玉置菜々子(国士大) 13秒30(+0.5)=大会タイ
400mH 青木 穂花(青学大) 58秒23
3000m障害 吉村 玲美(大東大) 9分53秒64=大会新
10000m競歩 小出 佳奈(順大) 47分31秒05
走高跳 細田 弥々(日体大) 1m73
棒高跳 田中 伶奈(香川大) 4m00
走幅跳 髙良 彩花(筑波大) 6m20(-0.1)
三段跳 髙良 彩花(筑波大) 13m19(+2.1)
砲丸投 大野 史佳(埼玉大) 15m02
円盤投 齋藤 真希(東女体大) 53m96
ハンマー投 勝冶 玲海(九州共立大) 59m96
やり投 山元 祐季(九州共立大) 57m75
十種競技 田中 友梨(至学館大) 5177点
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
-
2025.12.06
-
2025.12.05
-
2025.12.05
-
2025.12.04
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]
2025.12.06
高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝
12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]
2025.12.06
全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝
12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025