HOME ニュース、国内

2022.04.16

棒高跳の山本聖途が5m70をクリア! 屋外で4年ぶりの好記録/愛知県国体選考春季選抜
棒高跳の山本聖途が5m70をクリア! 屋外で4年ぶりの好記録/愛知県国体選考春季選抜


16日、愛知県名古屋市の瑞穂北競技場で愛知県国体選手選考春季選抜競技会が行われ、男子棒高跳で五輪3大会代表の山本聖途(トヨタ自動車)が5m70をクリアした。

山本は5m40から跳び始めると、5m60、5m70といずれも1回で成功。7月のオレゴン世界選手権の参加標準記録である5m80はクリアできなかったものの、屋外では18年8月のアジア大会以来の好記録となった。

広告の下にコンテンツが続きます

13年のモスクワ世界選手権で6位入賞を果たしている山本は、3大会連続出場となった昨年の東京五輪では予選落ちという悔しい結果に。だが、3年後のパリ五輪に向けて、今冬はフランスに渡り、前世界記録保持者のルノー・ラヴィレニ(フランス)を指導したダミアン・イノセンシオ・コーチの下でトレーニングを積んだ。2月にはフランス室内選手権で5m71をマーク。3月には日本選手権室内でも優勝を飾り、波に乗る。

今後は4月30日の木南記念、5月3日の静岡国際など日本グランプリシリーズの大会にエントリーしている山本。東京五輪代表の江島雅紀(富士通)や昨年の日本選手権優勝者・竹川倖生(丸元産業)らとの勝負に注目が集まる。

16日、愛知県名古屋市の瑞穂北競技場で愛知県国体選手選考春季選抜競技会が行われ、男子棒高跳で五輪3大会代表の山本聖途(トヨタ自動車)が5m70をクリアした。 山本は5m40から跳び始めると、5m60、5m70といずれも1回で成功。7月のオレゴン世界選手権の参加標準記録である5m80はクリアできなかったものの、屋外では18年8月のアジア大会以来の好記録となった。 13年のモスクワ世界選手権で6位入賞を果たしている山本は、3大会連続出場となった昨年の東京五輪では予選落ちという悔しい結果に。だが、3年後のパリ五輪に向けて、今冬はフランスに渡り、前世界記録保持者のルノー・ラヴィレニ(フランス)を指導したダミアン・イノセンシオ・コーチの下でトレーニングを積んだ。2月にはフランス室内選手権で5m71をマーク。3月には日本選手権室内でも優勝を飾り、波に乗る。 今後は4月30日の木南記念、5月3日の静岡国際など日本グランプリシリーズの大会にエントリーしている山本。東京五輪代表の江島雅紀(富士通)や昨年の日本選手権優勝者・竹川倖生(丸元産業)らとの勝負に注目が集まる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.08

110mH・泉谷駿介が右ハム違和感のためセイコーGGP欠場 5000m・山本有真、三段跳・森本麻里子も出場見送り

日本陸連は5月8日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の欠場者を発表し、パリ五輪代表に内定している泉谷駿介(住友電工)が右ハムストリングスの違和感のため欠場することを発表した。 […]

NEWS 男子三段跳・テイラーが今年限りでの引退を表明! ロンドン、リオ五輪金メダリスト

2024.05.08

男子三段跳・テイラーが今年限りでの引退を表明! ロンドン、リオ五輪金メダリスト

男子三段跳五輪・世界選手権金メダリストのクリスチャン・テイラー(米国)が今季限りで引退する意向であることを発表した。米国・NBCスポーツが報じている。 テイラーは33歳。12年ロンドン五輪、16年リオ五輪で金メダルを獲得 […]

NEWS マラソン五輪王者・キプチョゲがキプトゥム氏の事故死に対する誹謗中傷を告白 IOCはAI活用し、選手への中傷を監視することを発表

2024.05.08

マラソン五輪王者・キプチョゲがキプトゥム氏の事故死に対する誹謗中傷を告白 IOCはAI活用し、選手への中傷を監視することを発表

男子マラソン前世界記録保持者で五輪2連覇中のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、昨年10月に世界記録を塗り替えたケルビン・キプトゥム氏の事故死に関与したという憶測から、誹謗中傷をSNSで受けてきたことを明らかにした。 キプ […]

NEWS 【竹澤健介の視点】葛西潤と五島莉乃に感じた「意志」と冷静さ 太田智樹の安定感、前田和摩の潜在能力に驚き/日本選手権10000m

2024.05.07

【竹澤健介の視点】葛西潤と五島莉乃に感じた「意志」と冷静さ 太田智樹の安定感、前田和摩の潜在能力に驚き/日本選手権10000m

静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアムを舞台に開催された第108回日本選手権10000m。男子は葛西潤(旭化成)が27分17秒46、女子は五島莉乃(資生堂)が30分53秒31と、ともに日本歴代6位の好タイムで初優勝を飾 […]

NEWS 【高平慎士の視点】男子4×100m、4×400m「収穫ある4位」五輪シードレーン獲得、後手に回ってメダル争いの価値/世界リレー

2024.05.06

【高平慎士の視点】男子4×100m、4×400m「収穫ある4位」五輪シードレーン獲得、後手に回ってメダル争いの価値/世界リレー

バハマ・ナッソーで開催された2024世界リレー(5月4日、5日/日本時間5日、6日)で男子の4×100mと4×400mがパリ五輪出場権を獲得した。初日の予選で、4×100mは38秒10で1着通過して五輪切符を決めると、決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top