男子10000mは東京五輪に出場した伊藤達彦(Honda)が27分42秒68で日本人最上位の2位に入った。
序盤はオレゴン世界選手権参加標準記録(27分28秒00)の突破を目指して、1周64~65秒のペースで展開。しかし、中盤から暑さからか徐々に遅くなっていった。
先頭の5000mは13分53~54秒あたりで通過。終盤に差し掛かると、伊藤が集団の前方でレースを進めた。苦しい表情を浮かべながらも持ち前の粘りを発揮。さらに、1000mを切ったあたり、東京五輪10000mに出場した日本記録保持者の相澤晃(旭化成)も順位を上げて、2人が肩を並べる場面もあった。
残り1周になって、伊藤がスパートして後続を引き離しにかかる。そのままホームストレートに入ったが、追い上げてきたエバンス・ケイタニー(トヨタ紡織)にフィニッシュ直前で逆転され、0.02秒差で2位フィニッシュした。
伊藤は「うれしくないです。参加標準記録を突破を狙っていました。途中から記録が難しくなり5月(7日)の日本選手権10000mのために足を残そうと思っていたけど、相澤君が追い上げてきてついつい負けず嫌いが出てしまいました。それでも、最後に負けてもったいないことをしました。日本選手権は参加標準を切って世界選手権に出て戦いたい」と話していた。
◇金栗記念選抜中長距離(4月9日・熊本)
男子10000mは東京五輪に出場した伊藤達彦(Honda)が27分42秒68で日本人最上位の2位に入った。
序盤はオレゴン世界選手権参加標準記録(27分28秒00)の突破を目指して、1周64~65秒のペースで展開。しかし、中盤から暑さからか徐々に遅くなっていった。
先頭の5000mは13分53~54秒あたりで通過。終盤に差し掛かると、伊藤が集団の前方でレースを進めた。苦しい表情を浮かべながらも持ち前の粘りを発揮。さらに、1000mを切ったあたり、東京五輪10000mに出場した日本記録保持者の相澤晃(旭化成)も順位を上げて、2人が肩を並べる場面もあった。
残り1周になって、伊藤がスパートして後続を引き離しにかかる。そのままホームストレートに入ったが、追い上げてきたエバンス・ケイタニー(トヨタ紡織)にフィニッシュ直前で逆転され、0.02秒差で2位フィニッシュした。
伊藤は「うれしくないです。参加標準記録を突破を狙っていました。途中から記録が難しくなり5月(7日)の日本選手権10000mのために足を残そうと思っていたけど、相澤君が追い上げてきてついつい負けず嫌いが出てしまいました。それでも、最後に負けてもったいないことをしました。日本選手権は参加標準を切って世界選手権に出て戦いたい」と話していた。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.27
東邦銀行・田代優仁が今季限りで退部 ハードルで活躍「誇りを胸に次のステージでも精進を」
-
2025.12.26
-
2025.12.26
-
2025.12.26
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.27
東邦銀行・田代優仁が今季限りで退部 ハードルで活躍「誇りを胸に次のステージでも精進を」
東邦銀行は12月25日、田代優仁が今季限りで退部すると発表した。 田代は岩手県出身の28歳。中学3年時に全中110mハードルで4位に入り、盛岡四高では110mハードルと400mハードルで活躍し、3年時に400mハードルで […]
2025.12.27
しまむら・菊地優子と中馬蘭奈が年内で退部 「やっていたからこそできた経験」 「今後も新たな挑戦続ける」
しまむら陸上競技部は12月27日、菊地優子と中馬蘭奈が2025年をもって退部すると発表した。 埼玉県出身の菊地は伊奈総合高3年時にインターハイ3000mに出場し、全国高校駅伝では2区10位。白鴎大では全日本大学女子駅伝を […]
2025.12.26
名古屋アジア大会のマラソン、競歩の日程案が発表 マラソンは9月26日
愛知・名古屋アジア大会組織委員会は、26年9月に開催される名古屋アジア大会のマラソンと競歩種目の日程と会場案を発表した。 マラソンは男女とも9月26日(土)に実施を予定。時差スタートで、男子は7時30分、女子は7時50分 […]
2025.12.26
箱根駅伝Stories/創部111年の年で「1位」に挑む早大 強力な主軸擁し「間違いなく前回より強い」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 One早稲田のスローガンで 創部111年と「1」並びの年に、早大は「 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
