写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
◇世界室内選手権(3月18日~20日/セルビア・ベオグラード)
世界室内選手権の最終日午後セッション、男子60mハードルは2019年ドーハ世界選手権110mハードルの王者グラント・ホロウェイ(米国)が7秒39で初優勝を飾った。
準決勝では、自身が昨年2月に出した世界記録に並ぶ7秒29(大会新)をマーク。決勝での記録更新に期待がかかった。しかし、3台目で抜き脚をぶつけてややバランスを崩したことが響き、大魚は逸した。それでも、2位に0.11秒差をつける圧勝。昨年の東京五輪で銀メダルに終わった雪辱を果たした。
走幅跳で8m17、走高跳で2m16をジャンプするなど驚異的な身体能力が持ち味の24歳。フロリダ大出身で、サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)の1学年先輩にあたる。
昨年の全米五輪選考会準決勝で世界記録にあと0.01秒と迫る歴代2位に12秒81をマーク。連覇がかかる自国開催のオレゴン世界選手権に向けて、好スタートを切った。

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