◇世界室内選手権(3月18日~20日/セルビア・ベオグラード)
世界室内選手権の最終日午後セッション、男子60mハードル準決勝1組に野本周成(愛媛陸協)が出場し、7秒57の自己新で3着に食い込んだ。
3組2着+2の決勝進出条件で決勝進出の可能性を残すと、3組で3着だったデヴィッド・キング(英国)が7秒57の同タイム。1000分の1秒までの計測でも7秒565で並んだ。8レーンしかないため、ファイナルの残る1枠を懸けた争いは2人のアスリートビブスを引く抽選で決定され、審判が引いたのは「KING」。野本は惜しくも日本人初の決勝進出を逃した。
それでも、1週間前の日本選手権室内を制した時に出した自己ベストを0.01秒短縮するなど、大舞台で実力を発揮。早大を卒業して社会人4年目だった昨年は日本選手権で4位に食い込んでおり、室内での躍進をステップに、2022年は活況の男子スプリントハードルで旋風を巻き起こしそうだ。
準決勝2組ではグラント・ホロウェイ(米国)が自身が昨年2月に樹立した室内世界記録に並ぶ7秒29をたたき出した。決勝での新記録なるかに注目が集まる。決勝は日本時間の3時25分に行われる予定だ。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.12.12
-
2024.12.12
-
2024.12.11
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.12
日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇
日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]
2024.12.12
月刊陸上競技2025年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会