HOME ニュース、国内

2022.03.20

リオ五輪入賞の松永大介が復活V!オレゴン世界陸上代表内定/能美競歩
リオ五輪入賞の松永大介が復活V!オレゴン世界陸上代表内定/能美競歩


◇全日本競歩能美大会(3月20日/石川・能美市)

全日本競歩能美大会の男子20km競歩で、松永大介(富士通)が1時間19分53秒で優勝した。日本陸連が定めるオレゴン世界選手権の派遣設定記録1時間20分00秒を突破し、世界選手権代表に内定。日本選手権で内定した高橋英輝(富士通)に続き2人目となり残すは1枠となる。なお、前回ドーハ世界選手権優勝の山西利和(愛知製鋼)はワイルドカード(出場資格)を持つ。

松永は序盤から先頭を歩き、中盤まで住所大翔(順大)と競り合いながら歩く。10km過ぎに徐々に差を広げ、ラスト2kmはしっかりペースアップしてフィニッシュ。最後は両手でガッツポーズを作った。

広告の下にコンテンツが続きます

松永は神奈川・横浜高、東洋大とトップウォーカーとして活躍し、インターハイ優勝、14年世界ジュニア選手権優勝。16年リオ五輪では7位入賞を果たしている。17年ロンドン世界選手権も代表入り。だが、その後はケガなどもあり本来の力を発揮できず、20、21年は1時間22分を切れていなかった。今年は2月の日本選手権で1時間21分23秒で4位と復調気配を見せていた。自己ベストは日本歴代6位の1時間17分46秒(18年)

14年、世界ジュニア選手権で世界の頂点に立った場所と同じオレゴン・ユージンへの切符を手にした松永。競歩関係者誰もが「天才」とその能力を評するウォーカーが復活の狼煙を上げた。

2位に古賀友太(明大)、3位に住所大翔(順大)、4位に石田昴(立命大)が入り、ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会で併催となった日本学生20km競歩の上位3位を占めた。

■全日本競歩能美 男子20km
松永大介(富士通)1.19.53
古賀友太(明大)1.20.40
住所大翔(順大)1.20.42
石田昴(立命大)1.20.43
萬壽春輝(順大)1.20.52
村手光樹(東京学芸大)1.21.47
村山裕太郎(富士通)1.22.20
吉川絢斗(東京学芸大)1.22.34

◇全日本競歩能美大会(3月20日/石川・能美市) 全日本競歩能美大会の男子20km競歩で、松永大介(富士通)が1時間19分53秒で優勝した。日本陸連が定めるオレゴン世界選手権の派遣設定記録1時間20分00秒を突破し、世界選手権代表に内定。日本選手権で内定した高橋英輝(富士通)に続き2人目となり残すは1枠となる。なお、前回ドーハ世界選手権優勝の山西利和(愛知製鋼)はワイルドカード(出場資格)を持つ。 松永は序盤から先頭を歩き、中盤まで住所大翔(順大)と競り合いながら歩く。10km過ぎに徐々に差を広げ、ラスト2kmはしっかりペースアップしてフィニッシュ。最後は両手でガッツポーズを作った。 松永は神奈川・横浜高、東洋大とトップウォーカーとして活躍し、インターハイ優勝、14年世界ジュニア選手権優勝。16年リオ五輪では7位入賞を果たしている。17年ロンドン世界選手権も代表入り。だが、その後はケガなどもあり本来の力を発揮できず、20、21年は1時間22分を切れていなかった。今年は2月の日本選手権で1時間21分23秒で4位と復調気配を見せていた。自己ベストは日本歴代6位の1時間17分46秒(18年) 14年、世界ジュニア選手権で世界の頂点に立った場所と同じオレゴン・ユージンへの切符を手にした松永。競歩関係者誰もが「天才」とその能力を評するウォーカーが復活の狼煙を上げた。 2位に古賀友太(明大)、3位に住所大翔(順大)、4位に石田昴(立命大)が入り、ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会で併催となった日本学生20km競歩の上位3位を占めた。 ■全日本競歩能美 男子20km 松永大介(富士通)1.19.53 古賀友太(明大)1.20.40 住所大翔(順大)1.20.42 石田昴(立命大)1.20.43 萬壽春輝(順大)1.20.52 村手光樹(東京学芸大)1.21.47 村山裕太郎(富士通)1.22.20 吉川絢斗(東京学芸大)1.22.34

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]

NEWS U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

2025.12.08

U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]

NEWS 富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

2025.12.08

富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]

NEWS 2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

2025.12.08

2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]

NEWS 女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top