HOME ニュース、国内

2022.03.16

セイコー入りの五輪代表デーデー・ブルーノが意気込み「記録どんどん更新したい」
セイコー入りの五輪代表デーデー・ブルーノが意気込み「記録どんどん更新したい」

セイコーホールディングスは3月16日に会見を行い、デーデー・ブルーノ(東海大)と所属契約、競泳の大橋悠依とサポート契約を結んだことを発表した。

昨年、飛躍を遂げた短距離のホープの新しいステージが決まった。日本選手権100mと200mで2位に入り、東京五輪4×100mリレーの代表(補欠)にも選ばれたデーデー・ブルーノ(東海大)。「あこがれ」と語る日本記録保持者・山縣亮太と同じセイコー所属となる。

広告の下にコンテンツが続きます

セイコーを選んだ理由に「山縣さんが所属されていたことと、求めているタイムに寄り添ってくれる企業だと思った」と挙げたデーデー。その山縣は「まさか同じチームで競技ができると思っていなかった」と言い、デーデーについて、「普段は柔らかくて素直な性格ですが、肝が据わっている」と印象を明かす。

デーデーはセイコーについて「陸上をやる前から、ウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が世界記録を出した時のタイマーが印象に残っています」と語る。

練習拠点は変わらず東海大となるが、「社会人となって使える時間が増えると思うのでもっとストイックになりたい」と社会人としてより競技に集中していく構え。今季の最大目標は夏のオレゴン世界選手権で、「まずは参加標準記録10秒05の突破を目指したい」と決意を語った。

発表会見では、TEAM SEIKOとして名刺と、「SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER」特製ウォッチが贈られた。名刺には自己ベスト10秒19が刻まれており、「名刺を持つのが初めてでうれしいです。たくさん記録を更新して、たくさん作り直してもらえるように頑張ります」と初々しく話した。

デーデーは長野県出身の22歳。長野・創造学園高2年から陸上を始め、翌年のインターハイでは100m5位に入賞した。東海大では高野進監督の下で成長を遂げ、4年だった昨年は一躍トップスプリンターの仲間入りを果たした。100mは10秒19、200mで20秒63の記録を持つ。

今季は4月の出雲陸上、織田記念、5月の静岡国際、セイコーゴールデングランプリへの出場を予定している。


SEIKO PROSPEX SPEEDTIMERを腕にポーズを決めるデーデー・ブルーノ(提供写真)


銀座・和光本館屋上の時計をバックにTEAM SEIKOで記念撮影(提供写真)

セイコーホールディングスは3月16日に会見を行い、デーデー・ブルーノ(東海大)と所属契約、競泳の大橋悠依とサポート契約を結んだことを発表した。 昨年、飛躍を遂げた短距離のホープの新しいステージが決まった。日本選手権100mと200mで2位に入り、東京五輪4×100mリレーの代表(補欠)にも選ばれたデーデー・ブルーノ(東海大)。「あこがれ」と語る日本記録保持者・山縣亮太と同じセイコー所属となる。 セイコーを選んだ理由に「山縣さんが所属されていたことと、求めているタイムに寄り添ってくれる企業だと思った」と挙げたデーデー。その山縣は「まさか同じチームで競技ができると思っていなかった」と言い、デーデーについて、「普段は柔らかくて素直な性格ですが、肝が据わっている」と印象を明かす。 デーデーはセイコーについて「陸上をやる前から、ウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が世界記録を出した時のタイマーが印象に残っています」と語る。 練習拠点は変わらず東海大となるが、「社会人となって使える時間が増えると思うのでもっとストイックになりたい」と社会人としてより競技に集中していく構え。今季の最大目標は夏のオレゴン世界選手権で、「まずは参加標準記録10秒05の突破を目指したい」と決意を語った。 発表会見では、TEAM SEIKOとして名刺と、「SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER」特製ウォッチが贈られた。名刺には自己ベスト10秒19が刻まれており、「名刺を持つのが初めてでうれしいです。たくさん記録を更新して、たくさん作り直してもらえるように頑張ります」と初々しく話した。 デーデーは長野県出身の22歳。長野・創造学園高2年から陸上を始め、翌年のインターハイでは100m5位に入賞した。東海大では高野進監督の下で成長を遂げ、4年だった昨年は一躍トップスプリンターの仲間入りを果たした。100mは10秒19、200mで20秒63の記録を持つ。 今季は4月の出雲陸上、織田記念、5月の静岡国際、セイコーゴールデングランプリへの出場を予定している。 SEIKO PROSPEX SPEEDTIMERを腕にポーズを決めるデーデー・ブルーノ(提供写真) 銀座・和光本館屋上の時計をバックにTEAM SEIKOで記念撮影(提供写真)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

NEWS 明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

2025.12.16

明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

明大競走部は12月16日、スポーツ特別入学試験合格者の男子15名を発表した。 インターハイ5000m競歩で3位に入った井上隼太朗(東京高3)、1500m5位の小林環(静岡東高3)、三段跳6位の宮崎悠真(十日町高3新潟)、 […]

NEWS 五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

2025.12.16

五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

昨年のパリ五輪女子マラソン6位の鈴木優花が12月15日付で第一生命グループを退社し、今日16日付でクラフティア(9月末まで九電工)に入社した。両社が発表した。 秋田・大曲高出身で26歳の鈴木。大東大で一気に成長を遂げ、2 […]

NEWS 【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

2025.12.16

【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

箱根駅伝を独占中継する日本テレビ放送網のご厚意により、①特製タオル(約34㎝×約80㎝)、②箱根駅伝ロゴ入りペン(ボールペン4色、シャープペン1色)を、それぞれ20名にプレゼントします。 希望者は下記リンクにアクセスし、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top