2022.03.04
3月2日、WA(世界陸連)室内ツアー・ゴールドの競技会がマドリード(スペイン)で開催され、女子三段跳では東京五輪金メダリストのY.ロハス(ベネズエラ)が15m41の今季世界最高で優勝した。自身の持つ室内世界記録の15m43(20年)にあと2cmに迫るパフォーマンス室内世界歴代2位の好記録だった。
昨年の東京五輪で15m67の世界新記録を跳んで制したほか、16年リオ五輪では銀メダル、世界選手権は17年ロンドン、19年ドーハと2大会連続で金メダルを獲得している。今年は2月に走幅跳で6m81を跳んでいるが、三段跳はこれが2022年初めての出場だった。
男子3000mは東京五輪10000m金メダルのS.バレガ(エチオピア)が7分34秒03で制覇。東京五輪3000m障害銀メダルのL.ギルマ(エチオピア)が7分34秒09、先月欧州選手権を樹立したA.メチャール(スペイン)が7分35秒26で3位と続いた。
女子1500mでは室内世界記録(3分53秒09)保持者のツェガイ(エチオピア)が3分57秒38の大会新記録で圧勝。女子400mではJ.シュエンテ(ポーランド)が勝ち、51秒21の大会記録を樹立した。男子800mは今季すべてのレースで2位以内に入ってるE.ジャイルズ(英国)が1分45秒43で優勝した。
WA室内ツアーゴールドはこの大会が最終戦だった。シルバー、ブロンズラベルの大会は3月7日のベオグラード(セルビア)まで5大会が予定されている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
2025.11.19
世界陸連フェアプレー賞最終候補者発表 棒高跳・カラリス、1500m・カー、3000m障害のヴァン・デ・ベルデの3名
世界陸連(WA)は11月18日、ワールド・アスレティクス・アワード2025のフェアプレー賞の最終候補者を発表した。 男子棒高跳のE.カラリス(ギリシャ)は東京世界選手権の銀メダリスト。自身の試技に臨むだけでなく、同種目の […]
2025.11.19
エディオンDCエントリー 田中希実3年8ヵ月ぶりのトラック1万m 五島莉乃、樺沢和佳奈、高島由香、不破聖衣来も
日本実業団連合は11月18日夜、エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/大阪・ヤンマースタジアム長居)のエントリー選手を発表した。 女子10000mには田中希実(New Balance)がエントリー […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025