HOME ニュース、海外

2022.02.16

18年世界室内男子800m金メダリストのクシュチョトが現役引退 世界選手権でも2度の銀
18年世界室内男子800m金メダリストのクシュチョトが現役引退 世界選手権でも2度の銀


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
男子800mで2018年世界室内金メダリストのA.クシュチョト(ポーランド)が引退を表明した。

ポーランド中部のオポチュノ出身のクシュチョトは、現在32歳。2007年の欧州ジュニア選手権で銅メダルを獲得するなど、早くから国際大会で活躍していた。世界選手権では15年北京、17年ロンドンの2大会連続で銀メダルに輝いたほか、世界室内でも10年に銅メダル、14年に銀メダルも手にしている。また、欧州選手権では12年から3連覇を達成し、ヨーロッパ王者として長く君臨した。

室内での自己ベスト1分44秒57(12年)は室内世界歴代10位。屋外での自己記録は1分43秒30(11年)。14日には引退試合としてフランス・ヴァルドゥルイユで開催された世界陸連室内ツアー・シルバー大会の男子1000mに出場し、2分19秒14(2位)でフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

引退後は家族と過ごす時間を楽しみにしていると語り、書籍の出版の計画と次世代に自分の陸上競技での経験を伝えたいという考えを示している。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 男子800mで2018年世界室内金メダリストのA.クシュチョト(ポーランド)が引退を表明した。 ポーランド中部のオポチュノ出身のクシュチョトは、現在32歳。2007年の欧州ジュニア選手権で銅メダルを獲得するなど、早くから国際大会で活躍していた。世界選手権では15年北京、17年ロンドンの2大会連続で銀メダルに輝いたほか、世界室内でも10年に銅メダル、14年に銀メダルも手にしている。また、欧州選手権では12年から3連覇を達成し、ヨーロッパ王者として長く君臨した。 室内での自己ベスト1分44秒57(12年)は室内世界歴代10位。屋外での自己記録は1分43秒30(11年)。14日には引退試合としてフランス・ヴァルドゥルイユで開催された世界陸連室内ツアー・シルバー大会の男子1000mに出場し、2分19秒14(2位)でフィニッシュした。 引退後は家族と過ごす時間を楽しみにしていると語り、書籍の出版の計画と次世代に自分の陸上競技での経験を伝えたいという考えを示している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

編集部コラム「柔らかい顔に」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top