東京五輪マラソン6位入賞で、現役を引退した大迫傑さんが2月7日、自身が運営するウェブマガジンを更新し、「また走り始めたい」と現役復帰を表明した。
大迫さんはウェブマガジンと動画、そしてSNSを更新。「立ち止まるも自由だし、走り始めるのだって自由。僕の人生だから」とつづり、「今はただ、またレースを走ってみたいって思ってる」と現在の心境を明かしている。
関係者によると復帰戦は未定だが、昨年までと同様にNike所属での活動となる予定で、近日中に記者会見を開くという。
大迫さんは長野・佐久長聖高、早大とトップクラスのランナーとして活躍。大学卒業後は実業団を経てプロランナーに。米国やケニアなどを拠点にしながら活動を続け、トラックで活躍したのちマラソンに挑戦。昨年の東京五輪前には「現役として走る最後」と引退を表明し、本番では6位入賞を果たした。
引退後は現役時代から取り組んでいたプロジェクト「SugarElite」で後輩たちやジュニア世代の育成に尽力しながら、解説などさまざまな場面で活躍していた。
■大迫傑さんがSNSに投稿した全文
立ち止まるも自由だし、走り始めるのだって自由。僕の人生だから。
ワクワクしよう。また走り始める。
ランニングが連れてきてくれるものなんてないような気がしてて。
むしろ存在するいろんなノイズを走ることによって置き去りにしていくような感じ。
今はただ、またレースを走ってみたいって思ってる。
もっとシンプルに。
もっと真っ直ぐって。
そう思ったら、
もう熱が冷める前にすぐアクションしたいタイプで。
走り終えたけど、また走りはじめたいなって。
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