HOME ニュース、国内

2022.02.06

田中希実がクロカン6km制す「ラストまで追い込んで気持ちを持ち続けられた」
田中希実がクロカン6km制す「ラストまで追い込んで気持ちを持ち続けられた」


第33回全日本びわ湖クロスカントリー大会が2月6日に滋賀県・希望が丘文化公園で行われた。

女子6kmに田中希実(豊田自動織機TC)が出場して20分15秒で優勝。2位の細谷愛子(立命館宇治高2京都)に52秒の差をつけて貫禄を見せた。1月23日の選抜女子駅伝北九州大会で、同学年のライバル・仲間たちとタスキをつないで以来のレースで、個人では今年初の競技会。2月26日の日本選手権クロカンに向けての「練習という位置づけ」で出場したという。

昨年の日本選手権クロカンは4位。「全然、クロスカントリーの練習をせずに出場して、いまいち不整地の中で追い込む感覚をつかめなかった」という課題を踏まえて今大会に臨んだ。「苦しい時にもあまりピッチを落とさず、休みたいところでも追い込んで最後まで走り切れました。ラスト上げるぞ、という気持ちを持ち続けられた」と収穫を語る一方で、「足に(疲労が)きてしまったので、体幹を使って走れるようにしたい」と、しっかり分析。19年以来の日本選手権クロカンVへ向け、ステップアップになりそうだ。

広告の下にコンテンツが続きます

男子8kmは前川優月(SMILEYANGEL)が26分09秒で優勝。U20男子5kmは洛南高(京都)の溜池一太(3年)が15分02秒で他を圧倒した。同女子4kmは林愛望(岡崎城西高・愛知)が14分23秒V.中学生3年も世代のトップ選手が活躍。男子3kmは1500mの中学記録保持者・川口峻太朗(京山中・岡山)が9分16秒で、女子2kmは川西みち(永犬丸中・福岡)が6分49秒で、それぞれ昨年の全中チャンピオンが制している。

第33回全日本びわ湖クロスカントリー大会が2月6日に滋賀県・希望が丘文化公園で行われた。 女子6kmに田中希実(豊田自動織機TC)が出場して20分15秒で優勝。2位の細谷愛子(立命館宇治高2京都)に52秒の差をつけて貫禄を見せた。1月23日の選抜女子駅伝北九州大会で、同学年のライバル・仲間たちとタスキをつないで以来のレースで、個人では今年初の競技会。2月26日の日本選手権クロカンに向けての「練習という位置づけ」で出場したという。 昨年の日本選手権クロカンは4位。「全然、クロスカントリーの練習をせずに出場して、いまいち不整地の中で追い込む感覚をつかめなかった」という課題を踏まえて今大会に臨んだ。「苦しい時にもあまりピッチを落とさず、休みたいところでも追い込んで最後まで走り切れました。ラスト上げるぞ、という気持ちを持ち続けられた」と収穫を語る一方で、「足に(疲労が)きてしまったので、体幹を使って走れるようにしたい」と、しっかり分析。19年以来の日本選手権クロカンVへ向け、ステップアップになりそうだ。 男子8kmは前川優月(SMILEYANGEL)が26分09秒で優勝。U20男子5kmは洛南高(京都)の溜池一太(3年)が15分02秒で他を圧倒した。同女子4kmは林愛望(岡崎城西高・愛知)が14分23秒V.中学生3年も世代のトップ選手が活躍。男子3kmは1500mの中学記録保持者・川口峻太朗(京山中・岡山)が9分16秒で、女子2kmは川西みち(永犬丸中・福岡)が6分49秒で、それぞれ昨年の全中チャンピオンが制している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

NEWS 世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

2025.12.04

世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]

NEWS 男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

2025.12.04

男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top