第33回全日本びわ湖クロスカントリー大会が2月6日に滋賀県・希望が丘文化公園で行われた。
女子6kmに田中希実(豊田自動織機TC)が出場して20分15秒で優勝。2位の細谷愛子(立命館宇治高2京都)に52秒の差をつけて貫禄を見せた。1月23日の選抜女子駅伝北九州大会で、同学年のライバル・仲間たちとタスキをつないで以来のレースで、個人では今年初の競技会。2月26日の日本選手権クロカンに向けての「練習という位置づけ」で出場したという。
昨年の日本選手権クロカンは4位。「全然、クロスカントリーの練習をせずに出場して、いまいち不整地の中で追い込む感覚をつかめなかった」という課題を踏まえて今大会に臨んだ。「苦しい時にもあまりピッチを落とさず、休みたいところでも追い込んで最後まで走り切れました。ラスト上げるぞ、という気持ちを持ち続けられた」と収穫を語る一方で、「足に(疲労が)きてしまったので、体幹を使って走れるようにしたい」と、しっかり分析。19年以来の日本選手権クロカンVへ向け、ステップアップになりそうだ。
男子8kmは前川優月(SMILEYANGEL)が26分09秒で優勝。U20男子5kmは洛南高(京都)の溜池一太(3年)が15分02秒で他を圧倒した。同女子4kmは林愛望(岡崎城西高・愛知)が14分23秒V.中学生3年も世代のトップ選手が活躍。男子3kmは1500mの中学記録保持者・川口峻太朗(京山中・岡山)が9分16秒で、女子2kmは川西みち(永犬丸中・福岡)が6分49秒で、それぞれ昨年の全中チャンピオンが制している。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.17
-
2025.09.17
2025.09.11
ウサイン・ボルトが来日!自身の世界記録更新「今は特にいない」若き選手へ「自分を信じて」
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.13
-
2025.09.14
-
2025.09.11
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/