男子100mで高校歴代2位タイの10秒22を持つ栁田大輝(東農大二高3群馬)が、東洋大の入学試験に合格したことがわかった。
栁田は中学3年時の全中で走幅跳優勝、100m2位という成績を残し、大会最優秀選手にも選ばれた逸材。高校2年時の7月に高2歴代2位の10秒27をマークし、日本陸連のダイヤモンドアスリートにも認定されている。
3年生になった昨年は5月の世界リレーでシニアの日本代表にも選出(4走)。日本選手権準決勝では高校記録(10秒01)を持つ桐生祥秀(洛南・京都/現・日本生命、元日本記録保持者)に次ぐ10秒22を叩き出し、2年連続ファイナリスト(7位)となった。また、走幅跳でも7m51の自己記録と国体優勝(19年)の実績を持つ。
東洋大は元オリンピアンの土江寛裕コーチが短距離を指導し、桐生ら数々のスプリンターを輩出してきた強豪。現所属選手には東京五輪男子4×400mリレー代表で日本インカレ100m王者の鈴木碧斗(2年)がいる。ジュニアの舞台で活躍したダイヤの原石が、偉大な先輩たちの背中を追って世界を目指す。
■栁田大輝(やなぎた・ひろき)
2003年7月25日生まれ
100m10秒22=高校歴代2位タイ ※日本選手権2年連続7位(20~21年)
走幅跳7m51
その他、最新進路情報は本日発売の月陸2月号で掲載している。
定期購読はこちらから

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会