
左からダイダン社の藤澤一郎社長、北野晶平会長、田中希実選手、田中健智コーチ、東京陸協の増田明美会長、平塚和則理事長
ダイダン株式会社(本店=大阪市西区)が、2021年3月から競技活動を支援する女子中長距離の田中希実(豊田自動織機TC)に今季の活躍を祝して報奨金の贈呈を行ったことを明らかにした。
さまざまな種目でレースを重ねながらもそのすべてで高いレベルを作り上げ、狙った試合に合わせていく田中。その“従来の常識を超え、距離の異なる種目で世界に挑戦を続けていく姿”に感銘を受けた同社が、長期ビジョン「Stage2030」における“新たなStageに挑戦し価値を創造していく”企業イメージを重ね、支援企業の一社になったことがいきさつ。
東京本社で行われた今回の贈呈式には、田中とコーチを務める父の健智氏、両者の縁をつないだ東京陸協の増田明美会長、平塚和則理事長らが出席。ダイダン社の藤澤一郎社長は「当社は2年後に120周年を迎えます。次のステップに向けた新たな挑戦として、引き続き田中選手を支援したい」とエールを送った。
同社は今後放映予定のテレビCMに田中が出演することを発表。引き続き、支援企業の1つとして競技活動をサポートしていくという。
田中希実(豊田自動織機)
「ダイダンさんとつながりを持たせていただき、これからもっと一緒に大きな活動にしていけるのではないかと自分自身期待していて、今後もっと競技をがんばっていかないといけないな、という風に背中を押していただけたように感じています。まだ今年度いっぱいは大学生という身ですが、今自分ができることに精いっぱい取り組みながら、来年度からの活動にもつなげられたらと思っています」
田中健智コーチ
「ダイダンさんをはじめとするさまざまな方々の支援、サポートのお陰で、今こういった場に田中希実が立てていると改めて強く感じます。こういった殻を打ち破る、常識にとらわれない取り組みに対して、本当に心強い後押しがあったからこそ、大胆な発想で今までできなかったことができたと思います。すべての距離に通じる走りを、同じ時間軸で、そのすべての距離が結びついて一つになるような取り組みをやっていきたいなと今まで思っていて、それがやっとこの夏に一つのかたちにできました。それをまた今後も引き続きサポート、後押ししていただけるような、もっと人を惹きつけるような取り組みをやっていきたいと思います。今後もご支援、ご協力いただけたら幸いに思います」
増田明美 東京陸協会長
「田中さんは同志社大学4年生で卒論も忙しいなか、文武両道で、本当に陸上競技界の宝、至宝です。私たちも彼女の未来を一生懸命応援していきたいと思っています。そんななか、ダイダンさんが後押ししてくれるような盛大な応援をしてくださって本当に心強いです。これからもよろしくお願いします」
左からダイダン社の藤澤一郎社長、北野晶平会長、田中希実選手、田中健智コーチ、東京陸協の増田明美会長、平塚和則理事長
ダイダン株式会社(本店=大阪市西区)が、2021年3月から競技活動を支援する女子中長距離の田中希実(豊田自動織機TC)に今季の活躍を祝して報奨金の贈呈を行ったことを明らかにした。
さまざまな種目でレースを重ねながらもそのすべてで高いレベルを作り上げ、狙った試合に合わせていく田中。その“従来の常識を超え、距離の異なる種目で世界に挑戦を続けていく姿”に感銘を受けた同社が、長期ビジョン「Stage2030」における“新たなStageに挑戦し価値を創造していく”企業イメージを重ね、支援企業の一社になったことがいきさつ。
東京本社で行われた今回の贈呈式には、田中とコーチを務める父の健智氏、両者の縁をつないだ東京陸協の増田明美会長、平塚和則理事長らが出席。ダイダン社の藤澤一郎社長は「当社は2年後に120周年を迎えます。次のステップに向けた新たな挑戦として、引き続き田中選手を支援したい」とエールを送った。
同社は今後放映予定のテレビCMに田中が出演することを発表。引き続き、支援企業の1つとして競技活動をサポートしていくという。
田中希実(豊田自動織機)
「ダイダンさんとつながりを持たせていただき、これからもっと一緒に大きな活動にしていけるのではないかと自分自身期待していて、今後もっと競技をがんばっていかないといけないな、という風に背中を押していただけたように感じています。まだ今年度いっぱいは大学生という身ですが、今自分ができることに精いっぱい取り組みながら、来年度からの活動にもつなげられたらと思っています」
田中健智コーチ
「ダイダンさんをはじめとするさまざまな方々の支援、サポートのお陰で、今こういった場に田中希実が立てていると改めて強く感じます。こういった殻を打ち破る、常識にとらわれない取り組みに対して、本当に心強い後押しがあったからこそ、大胆な発想で今までできなかったことができたと思います。すべての距離に通じる走りを、同じ時間軸で、そのすべての距離が結びついて一つになるような取り組みをやっていきたいなと今まで思っていて、それがやっとこの夏に一つのかたちにできました。それをまた今後も引き続きサポート、後押ししていただけるような、もっと人を惹きつけるような取り組みをやっていきたいと思います。今後もご支援、ご協力いただけたら幸いに思います」
増田明美 東京陸協会長
「田中さんは同志社大学4年生で卒論も忙しいなか、文武両道で、本当に陸上競技界の宝、至宝です。私たちも彼女の未来を一生懸命応援していきたいと思っています。そんななか、ダイダンさんが後押ししてくれるような盛大な応援をしてくださって本当に心強いです。これからもよろしくお願いします」 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.10.19
-
2025.10.19
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.25
市船橋が男女V 男子は八千代松陰との2時間4分47秒の同タイム決着! 女子は3年連続22回目の都大路/千葉県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた千葉県高校駅伝が10月25日、県スポーツセンター東総運動場折り返しコースで行われ、男子(7区間42.195km)、女子(5区間21.0975km)ともに市船橋が優勝した。男子は2時間4分47秒 […]
2025.10.25
仙台育英が11年連続の男女V! 男子は2時間1分45秒の大会新 女子は下級生主体で34回目の都大路へ/宮城県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた宮城県高校駅伝が10月25日、栗原市ハーフマラソンコースで行われ、仙台育英が11年連続の男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間1分45秒の大会新記録で11年連続34回目の制覇 […]
2025.10.25
ハーフマラソン競歩出場の吉川絢斗「収穫あるレースに」 髙橋和生はアジア大会へ「加わりたい」/高畠競歩
◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠) 来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会を翌日に控えた10月25日、マラソン競歩に出場する勝木隼人(自衛隊体育学校)と髙橋和生(ADワ […]
2025.10.25
東京世界陸上35km競歩銅の勝木隼人 マラソン競歩に挑戦「サブスリーを一つの目標に」/高畠競歩
◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠) 来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会を翌日に控えた10月25日、マラソン競歩に出場する勝木隼人(自衛隊体育学校)と髙橋和生(ADワ […]
2025.10.25
前回2位の大東大・外園監督「11回目のシルバーはもういらない」 名城大は「過去最強」/全日本大学女子駅伝
◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝を翌日に控えた10月25日、開会式と前日会見が行われた。 会見に参加したのは、前回1~8位 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望