HOME ニュース、国内

2021.09.25

400m青山聖佳が大会新V 2位・松本奈菜子が日本歴代6位の53秒02/全日本実業団
400m青山聖佳が大会新V 2位・松本奈菜子が日本歴代6位の53秒02/全日本実業団

全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目

全日本実業団対抗の2日目に行われた女子400mは、青山聖佳(大阪成蹊AC)が52秒60の大会新で連覇を飾った。予選(53秒33)は200m、300mの通過が「理想的」だったが「前半、頑張ったことでリズムが速くなった」と青山。その反省を生かして決勝に臨んだという。タイムこそ落としたが、「決勝の力感で予選の通過タイムで走れれば」と手応えをつかむレースとなった。

4×100mリレーが東京五輪に出場したが、マイルリレーでは日本選手権ぎりぎりまでチャレンジを続けながら出場ならず。「個々の力が足りないと話し合いました。リレーのエースになりきれなかったので、日本記録(51秒75)を更新して、個人で世界大会に出られるようになっていきたい」と決意を新たにしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

2位に入った松本奈菜子(東邦銀行)は、予選で53秒22、決勝では日本歴代6位となる53秒03と2本続けて自己ベストを更新した。「予選から自己ベスト更新ができたので、決勝は52秒台を目指していたので少し悔しいです」。日本選手権以降も「スピードを磨いてきた」というが、「前半、後半とつなげられるように(スピードをレースに)落とし込んでいきたい」と課題が見つかった。東京五輪の女子4継を見て「刺激と勇気をもらった」と松本。「力を借りてマイルもパリ五輪を目指していきたい」と語る。

ともに高校時代から日本代表を経験し、苦しい時期を過ごしながら切磋琢磨して乗り越えてきた。女子ロングスプリントを牽引する存在として、新たな歴史を切り開いていくつもりだ。

全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目 全日本実業団対抗の2日目に行われた女子400mは、青山聖佳(大阪成蹊AC)が52秒60の大会新で連覇を飾った。予選(53秒33)は200m、300mの通過が「理想的」だったが「前半、頑張ったことでリズムが速くなった」と青山。その反省を生かして決勝に臨んだという。タイムこそ落としたが、「決勝の力感で予選の通過タイムで走れれば」と手応えをつかむレースとなった。 4×100mリレーが東京五輪に出場したが、マイルリレーでは日本選手権ぎりぎりまでチャレンジを続けながら出場ならず。「個々の力が足りないと話し合いました。リレーのエースになりきれなかったので、日本記録(51秒75)を更新して、個人で世界大会に出られるようになっていきたい」と決意を新たにしていた。 2位に入った松本奈菜子(東邦銀行)は、予選で53秒22、決勝では日本歴代6位となる53秒03と2本続けて自己ベストを更新した。「予選から自己ベスト更新ができたので、決勝は52秒台を目指していたので少し悔しいです」。日本選手権以降も「スピードを磨いてきた」というが、「前半、後半とつなげられるように(スピードをレースに)落とし込んでいきたい」と課題が見つかった。東京五輪の女子4継を見て「刺激と勇気をもらった」と松本。「力を借りてマイルもパリ五輪を目指していきたい」と語る。 ともに高校時代から日本代表を経験し、苦しい時期を過ごしながら切磋琢磨して乗り越えてきた。女子ロングスプリントを牽引する存在として、新たな歴史を切り開いていくつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.04

織田裕二、今田美桜、Kがキター!!日本代表を聖地で激励「実力はあるから楽しんで」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 国立競技場へ移動した選手たちをサプライズが待っていた。大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織 […]

NEWS 17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

2025.09.04

17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 女子800mに出場する久保凛(東大阪大敬愛高3)は「今回初めての世界陸上が東京で開催されるというこ […]

NEWS 男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

2025.09.04

男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 初のメダル獲得を目指し、男子4×400mリレーチームが最後の調整を進める。 中心となるのは個人の4 […]

NEWS 男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

2025.09.04

男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 「過去最高のメンバー」 リレーの主将に任命された桐生祥秀(日本生命)の言葉に熱がこもる。最終日に決 […]

NEWS いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

2025.09.04

いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権を控える9月4日、日本代表壮行会が東京・明治記念館で行われた。 総勢80名になった東京世界選手権の日本代表。この日は一部選手を除くものの、代表選手44名が一堂に会し、「サンライズレッド」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top