HOME 東京五輪、日本代表、五輪
安藤友香、感謝の10000m「この経験を無駄にせず」再びマラソン挑戦へ
安藤友香、感謝の10000m「この経験を無駄にせず」再びマラソン挑戦へ


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技9日目

陸上競技9日目イブニングセッション、女子10000m決勝に出場した安藤友香(ワコール)は32分40秒77で22位に終わった。

元々はマラソンで東京五輪を目指してきた安藤。だが、出場権を得られず選んだ道は10000mへの挑戦だった。今年5月の日本選手権。残り2枠ある切符を目指して走り、廣中に続いて2位に入った。参加標準記録を持っていなかった安藤にとって最後のチャンス。31分18秒18で突破し、涙の内定を勝ち取った。

広告の下にコンテンツが続きます

レースについては「ただただ、ふがいない走りをしてしまった」と安藤。序盤から遅れてしまい、見せ場はなかった。ただ、急ピッチで仕上げてこの舞台に立ったのは誇れるもの。

「10000mに切り替えてからサポートしていただき、周りの方々の支えがあってここに立てました。感謝の気持ちを伝えたいです。人生でとても貴重な経験をさせていただきました」

そして、「この経験を無駄にしないように。またマラソンにも挑戦したい」と、再びのマラソンに向けてスタートを切った。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技9日目 陸上競技9日目イブニングセッション、女子10000m決勝に出場した安藤友香(ワコール)は32分40秒77で22位に終わった。 元々はマラソンで東京五輪を目指してきた安藤。だが、出場権を得られず選んだ道は10000mへの挑戦だった。今年5月の日本選手権。残り2枠ある切符を目指して走り、廣中に続いて2位に入った。参加標準記録を持っていなかった安藤にとって最後のチャンス。31分18秒18で突破し、涙の内定を勝ち取った。 レースについては「ただただ、ふがいない走りをしてしまった」と安藤。序盤から遅れてしまい、見せ場はなかった。ただ、急ピッチで仕上げてこの舞台に立ったのは誇れるもの。 「10000mに切り替えてからサポートしていただき、周りの方々の支えがあってここに立てました。感謝の気持ちを伝えたいです。人生でとても貴重な経験をさせていただきました」 そして、「この経験を無駄にしないように。またマラソンにも挑戦したい」と、再びのマラソンに向けてスタートを切った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.03

明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]

NEWS 世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top