HOME 東京五輪、日本代表、五輪
100mH日本記録保持者・青木益未は左脚ケガが響き予選敗退「やれることはやれた」と感謝の涙
100mH日本記録保持者・青木益未は左脚ケガが響き予選敗退「やれることはやれた」と感謝の涙


写真/時事

◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目

陸上競技2日目のモーニングセッション、女子100mハードル予選に出場した青木益未(七十七銀行)は13秒59(+0.4)で7着。予選通過はならなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

6月6日の布勢スプリントで、寺田明日香(ジャパンクリエイト)の日本記録に並ぶ12秒87をマークしていた青木。だが、同月末の日本選手権を間に左脚肉離れを発症し、日本選手権は棄権していた。

ワールドランキングで出場権を得て大舞台に立ったが、左脚にはテーピングが。「痛みはなかったので今日は思い切りいこうと思った」と言うが、やはり持ち味のスピードは出せなかった。

「ケガをしてからたくさんの人が私のために時間を割いてくれた」と涙を浮かべた青木。その中でも「残念ですが一生懸命、やれることはできたと思います」と胸を張った。

岡山・創志学園の1年時には100mでインターハイ優勝。期待されたスプリンターだったが、その後は伸び悩みもありハードルに転向した。「不器用」を自認するが、あきらめずにコツコツと試行錯誤しながら、あきらめずにたどり着いた五輪。「オリンピックはパリだと思っていましたが、それより早く経験できた。まだ先があるので、しっかり自分を高めていきたい」と、次の目標を見据えていた。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目 陸上競技2日目のモーニングセッション、女子100mハードル予選に出場した青木益未(七十七銀行)は13秒59(+0.4)で7着。予選通過はならなかった。 6月6日の布勢スプリントで、寺田明日香(ジャパンクリエイト)の日本記録に並ぶ12秒87をマークしていた青木。だが、同月末の日本選手権を間に左脚肉離れを発症し、日本選手権は棄権していた。 ワールドランキングで出場権を得て大舞台に立ったが、左脚にはテーピングが。「痛みはなかったので今日は思い切りいこうと思った」と言うが、やはり持ち味のスピードは出せなかった。 「ケガをしてからたくさんの人が私のために時間を割いてくれた」と涙を浮かべた青木。その中でも「残念ですが一生懸命、やれることはできたと思います」と胸を張った。 岡山・創志学園の1年時には100mでインターハイ優勝。期待されたスプリンターだったが、その後は伸び悩みもありハードルに転向した。「不器用」を自認するが、あきらめずにコツコツと試行錯誤しながら、あきらめずにたどり着いた五輪。「オリンピックはパリだと思っていましたが、それより早く経験できた。まだ先があるので、しっかり自分を高めていきたい」と、次の目標を見据えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top