HOME ニュース、国内

2021.06.26

女子3000m障害のホープ!20歳の山中柚乃が日本歴代2位の9分41秒84で初V 東京五輪にも近づく/日本選手権
女子3000m障害のホープ!20歳の山中柚乃が日本歴代2位の9分41秒84で初V 東京五輪にも近づく/日本選手権


◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。女子3000m障害は9分41秒84の大会新記録で優勝した。この記録は日本歴代2位。東京五輪の参加標準記録9分30秒00には届かず、即時内定とはならなかった。

レースは森智香子(積水化学)が引っ張り、1000m3分14秒、2000m6分29秒で通過。残り3周を切って山中がスピードを上げ、最後は吉村玲美(大東大)らの追撃を抑えた。

広告の下にコンテンツが続きます

「地元の日本選手権。中学から走ってきた場所で、たくさんの人に見てもらえて勝てたのが素直にうれしいです」

地元・大阪の大塚高校出身の弱冠二十歳。今年は女子2000m障害で6分19秒55の日本最高記録をマークするなど好調だった。この結果、東京五輪の参加標準記録荷は届いていないものの、日本選手権の結果と他国の状況次第でワールドランキングでの東京五輪の出場権獲得の可能性も出てきた。

「ターゲットナンバーも意識していましたが、私の一番の目標はパリ五輪」とブレることはない。「自分で言うのもあれですが、1年1年成長できています。来年は9分40秒を切りたいです」とすがすがしい笑顔で喜びを表現した。

◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。女子3000m障害は9分41秒84の大会新記録で優勝した。この記録は日本歴代2位。東京五輪の参加標準記録9分30秒00には届かず、即時内定とはならなかった。 レースは森智香子(積水化学)が引っ張り、1000m3分14秒、2000m6分29秒で通過。残り3周を切って山中がスピードを上げ、最後は吉村玲美(大東大)らの追撃を抑えた。 「地元の日本選手権。中学から走ってきた場所で、たくさんの人に見てもらえて勝てたのが素直にうれしいです」 地元・大阪の大塚高校出身の弱冠二十歳。今年は女子2000m障害で6分19秒55の日本最高記録をマークするなど好調だった。この結果、東京五輪の参加標準記録荷は届いていないものの、日本選手権の結果と他国の状況次第でワールドランキングでの東京五輪の出場権獲得の可能性も出てきた。 「ターゲットナンバーも意識していましたが、私の一番の目標はパリ五輪」とブレることはない。「自分で言うのもあれですが、1年1年成長できています。来年は9分40秒を切りたいです」とすがすがしい笑顔で喜びを表現した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

NEWS 木瀬が中盤から圧倒的なタスキリレー 「勝ちたいという気持ちが強かった」 群馬県勢10年ぶりの中学駅伝日本一/全中駅伝

2025.12.15

木瀬が中盤から圧倒的なタスキリレー 「勝ちたいという気持ちが強かった」 群馬県勢10年ぶりの中学駅伝日本一/全中駅伝

◇第33回全国中学校駅伝・男子(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園:男子6区間18km) 第33回全国中学校駅伝が12月14日、滋賀県野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で行われ、男子は初出場の木瀬(群馬)が57分 […]

NEWS 重圧に打ち勝った京山が女子3連覇 逆転の下田千紗都「苦しい時期を乗り越えられた」/全中駅伝

2025.12.15

重圧に打ち勝った京山が女子3連覇 逆転の下田千紗都「苦しい時期を乗り越えられた」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園:女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の女子が行われ、京山(岡山)が42分07秒で優勝を飾った。第5~7回の御殿場(静岡)、第22~26回に5連覇を達成した桂 […]

NEWS 中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top