
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。男子3000m障害決勝が行われ、日本記録保持者で東京五輪参加標準記録8分22秒00をマークしていた三浦龍司(順大)が、8分15秒99の日本新記録で初優勝を飾り、東京五輪代表内定を勝ち取った。
三浦は「ハイペースと思っていたので、1000mを見てから自分で決めようと思った。感覚よりも遅かったので難しい展開になると思った」と、レースを引っ張る。ラスト1周を前にした水濠で転倒してしまう。だが、「焦りもあったが、電光掲示板を見てあまり空いていないと思ったので何も考えずに行った」と、一気にスピードアップ。他を寄せつけないラストスパートで自身の日本記録を更新した。
「新しいレースプランで記録が出たので、まだまだ自己記録は伸ばせそう。オリンピックでは8分10秒前半を出して決勝に行きたい」と夏の大舞台での走りを思い描いている。
2位の山口浩勢(愛三工業)が8分19秒96、3位の青木涼真(Honda)が8分20秒70と、3位まで東京五輪の参加標準記録を突破。上位3人が代表に内定した。
山口は「世界の決勝に立つのを目標している」と意気込みを語り、青木も「行くしかないという気持ちだったが冷静にスタートラインに立った。出るからには決勝を目指したい」と話した。
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三浦は「ハイペースと思っていたので、1000mを見てから自分で決めようと思った。感覚よりも遅かったので難しい展開になると思った」と、レースを引っ張る。ラスト1周を前にした水濠で転倒してしまう。だが、「焦りもあったが、電光掲示板を見てあまり空いていないと思ったので何も考えずに行った」と、一気にスピードアップ。他を寄せつけないラストスパートで自身の日本記録を更新した。
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