2021.06.18
東京陸協は16日、1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン代表の増田明美氏が新会長に就任したことを発表した。
千葉・成田高在学中に長距離種目で数々の日本記録を打ち立てた増田氏は、83年に現在も破られていないマラソンのU20日本記録(2時間30分30秒/当時のジュニア世界記録)を樹立。翌年のロサンゼルス五輪に出場(途中棄権)後は92年1月まで現役を続け、引退後はマラソン解説者、スポーツライターとして活躍している。
増田氏は会長就任に際し、東京陸協のホームページにてコメントを寄せている。
「この度、会長に就任しました、増田明美です。選手の頃から東京陸協の皆さんには、大変お世話なっています。忘れられないのは、(84年のロス五輪で失敗後、2年間アメリカで生活し)帰国して初めての大会が、東京選手権だったこと。女子5000mに出場しましたが、運営の方々から『おかえりー』『明美ちゃん、やめずに偉かったね』などと励まされ、温かさに涙がこぼれました。お陰で、その大会で優勝し、よいスタートを切ることが出来たのです。
そしてその頃支えてくださった方々が、今も大会運営に携わっていることがステキです。東京陸協の底力ですね!これからは恩返し。ジュニアからトップアスリート、パラ陸上も含め、陸上を愛する皆さんのためにがんばりますよ~」(全文より一部抜粋)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025