HOME ニュース、海外

2021.06.09

女子1万mエチオピアのギデイが世界記録を2日で更新!女子初の28分台に迫る29分01秒03
女子1万mエチオピアのギデイが世界記録を2日で更新!女子初の28分台に迫る29分01秒03


東京五輪に向けたエチオピア五輪トライアルがオランダ・ヘンゲロで開催され、女子10000mでL.ギデイが29分01秒03の世界新記録を樹立した。従来の世界記録は2日前にS.ハッサン(オランダ)が同会場でマークした29分06秒82で、それをさらに5秒以上も短縮。女子世界初の28分台が間近に迫る快記録だった。ギデイは昨年5000mでも14分06秒62の世界記録を作っている。

ギデイは2000mを5分54秒、3000mを8分50秒で通過。序盤からトップを走り、5000mを14分42秒。ここまでは世界記録ペースよりも若干遅れたが、ここからペースを上げてカバー。1000m2分55秒を2度刻み、7000m以降はさらにペースをアップ。残り1周の鐘が鳴った時は27分58秒で、最後の1周を63秒で回った。

ギデイは「世界記録に期待していましたし、自信がありました」と話し、「次は28分56秒くらいを目標にしています」と女子初の28分台を現実的な目標に捉えていた。

2019年ドーハ世界選手権では銀メダル。「前世界記録保持者」のハッサンに敗れている。東京五輪では2人の激突が見られそうだ。

また、同5000mではG.ツェガイが世界歴代5位の14分13秒32をマーク。2位のE.タイエが14分14秒09で同6位、3位のS.テフェリが14分15秒24で同7位にランクイン。14分15秒30未満を同一レース3人が走ったのは史上初となる。

東京五輪に向けたエチオピア五輪トライアルがオランダ・ヘンゲロで開催され、女子10000mでL.ギデイが29分01秒03の世界新記録を樹立した。従来の世界記録は2日前にS.ハッサン(オランダ)が同会場でマークした29分06秒82で、それをさらに5秒以上も短縮。女子世界初の28分台が間近に迫る快記録だった。ギデイは昨年5000mでも14分06秒62の世界記録を作っている。 ギデイは2000mを5分54秒、3000mを8分50秒で通過。序盤からトップを走り、5000mを14分42秒。ここまでは世界記録ペースよりも若干遅れたが、ここからペースを上げてカバー。1000m2分55秒を2度刻み、7000m以降はさらにペースをアップ。残り1周の鐘が鳴った時は27分58秒で、最後の1周を63秒で回った。 ギデイは「世界記録に期待していましたし、自信がありました」と話し、「次は28分56秒くらいを目標にしています」と女子初の28分台を現実的な目標に捉えていた。 2019年ドーハ世界選手権では銀メダル。「前世界記録保持者」のハッサンに敗れている。東京五輪では2人の激突が見られそうだ。 また、同5000mではG.ツェガイが世界歴代5位の14分13秒32をマーク。2位のE.タイエが14分14秒09で同6位、3位のS.テフェリが14分15秒24で同7位にランクイン。14分15秒30未満を同一レース3人が走ったのは史上初となる。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.20

トーエネックの河合拓巳が引退 ニューイヤー駅伝に2度出場「充実した競技生活を送ることができました」

5月20日、トーエネックは所属する河合拓巳が退部したことを発表した。 河合は26歳。愛知・豊橋工高から本格的に走りはじめ、3年時には県高校駅伝1区3位の実績を残す。大学は駿河台大に進み、1年目から箱根駅伝の予選会のメンバ […]

NEWS サニブラウンが渡米 世界陸上まで4ヵ月切り「危機感足りない」日本選手権に向け転戦予定

2025.05.20

サニブラウンが渡米 世界陸上まで4ヵ月切り「危機感足りない」日本選手権に向け転戦予定

男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が5月20日、拠点とする米国へと向かうにあたり取材に応じた。 18日のセイコーゴールデングランプリについては「左ハムストリングスの付け根の張りがあった」ことで棄権。「ウ […]

NEWS 【プレゼント】クレーマージャパンの 「2025サマーウェア(ボタンダウンポロシャツ)」/2025年6月号

2025.05.20

【プレゼント】クレーマージャパンの 「2025サマーウェア(ボタンダウンポロシャツ)」/2025年6月号

クレーマージャパンは、これから迎える本格的な夏シーズンに向けて「2025サマーウェア」のボタンダウンポロシャツおよび半袖Tシャツの受注生産をオンラインショップでスタートした。 ボタンダウンポロシャツは落ち着いたカラーリン […]

NEWS インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感

2025.05.19

インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感

広島インターハイ(7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島=広島広域公園陸上競技場)を目指し、各地で都府県大会が行われている。 ここまで関東8都県と岐阜が終了し、今週以降はさらに大会が集中する。この1週間の […]

NEWS 【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位

2025.05.19

【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位

5月17日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢・陸上競技場で行われた第2回南勢記録会の中学男子110mハードルで、中学2年生の木村立樹(桜浜中)が中2歴代5位となる14秒29(+1.8)をマークした。 木村は昨年9 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析