HOME ニュース、国内

2021.06.01

男女混合マイルで日本新!東京五輪の出場圏内に浮上/木南記念
男女混合マイルで日本新!東京五輪の出場圏内に浮上/木南記念


◇木南記念(6月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

サトウ食品日本グランプリシリーズの木南記念で、東京五輪出場を目指す男女混合4×400mリレーのトライアルが行われ、日本代表は3分16秒67の日本新記録を樹立した。日本代表は、青山聖佳(大阪成蹊AC)、松本奈菜子(東邦銀行)、佐藤拳太郎(富士通)、川端魁人(三重県教員AC)のオーダー。国内を拠点に活動する長距離ケニア選手らに協力を要請し、急遽編成されたチームと走った。

広告の下にコンテンツが続きます

この結果、日本はこの種目のターゲットナンバー16位以内となる15番目に浮上し、東京五輪の出場圏内に入った。今後、海外でレースを控える国もあるが、6月29日時点でこの順位をキープできれば東京五輪の出場が決まる。

佐藤は「本来なら3分15秒くらいがほしかったが、出場権獲得ラインに入れたのは最低限」と言い、「1枠でも2枠でも東京五輪に挑戦できる種目を増やしたい」と年長者らしくチームを牽引した。青山は「もう少し走りで貢献したかった」と話し、「初めてリレーを走るケニアの選手もいて、たくさんの人に感謝したい」と述べた。6月6日には同じく東京五輪を目指して女子4×400mリレーがトライアルを実施する。

◇木南記念(6月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居) サトウ食品日本グランプリシリーズの木南記念で、東京五輪出場を目指す男女混合4×400mリレーのトライアルが行われ、日本代表は3分16秒67の日本新記録を樹立した。日本代表は、青山聖佳(大阪成蹊AC)、松本奈菜子(東邦銀行)、佐藤拳太郎(富士通)、川端魁人(三重県教員AC)のオーダー。国内を拠点に活動する長距離ケニア選手らに協力を要請し、急遽編成されたチームと走った。 この結果、日本はこの種目のターゲットナンバー16位以内となる15番目に浮上し、東京五輪の出場圏内に入った。今後、海外でレースを控える国もあるが、6月29日時点でこの順位をキープできれば東京五輪の出場が決まる。 佐藤は「本来なら3分15秒くらいがほしかったが、出場権獲得ラインに入れたのは最低限」と言い、「1枠でも2枠でも東京五輪に挑戦できる種目を増やしたい」と年長者らしくチームを牽引した。青山は「もう少し走りで貢献したかった」と話し、「初めてリレーを走るケニアの選手もいて、たくさんの人に感謝したい」と述べた。6月6日には同じく東京五輪を目指して女子4×400mリレーがトライアルを実施する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top