◇木南記念(6月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
サトウ食品日本グランプリシリーズの木南記念女子1500mは、日本記録(4分05秒27)保持者で、東京五輪5000m代表の田中希実(豊田自動織機TC)が4分10秒06で優勝した。
ペースメーカーが先導するかたちで最初の400mを67秒、800mを2分15秒で通過。田中はやや離れて3番手を走っていたたが、800mでペースメーカーが離れるとトップに立ち、集団を牽引した。
残り1周の鐘を聞くと、一気にギアチェンジした田中。1200mを3分24秒で通過すると、後続を大きく引き離し、自己4番目のタイムで駆け抜けた。
田中は「ラスト1周を大事にするというテーマの中でシーズンベストを出せればと思っていました。ただ、思っていたよりもタイムが上がらずに残念です」と話した。
3月下旬~5月上旬まで毎週のように試合に出た後はトレーニングに重点を置いてきたという。「5000mを意識した練習を取り組んできた」が「心と体が整ってしっくり練習できなかった」と振り返った。
今月下旬の日本選手権には800m、1500m、5000mの3種目にエントリーする見込み。「まだ、どの種目に出るか決めているわけではないが」としたうえで、「800mはトップ選手とわたりあって、自己ベストが出せるように」、「1500mは五輪参加標準記録(4分04秒20)を突破が理想だが、最低限優勝を」、「5000mはメンバーが全員そろってのレースは未知なので、楽しむことを大事にしたい」と話していた。
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2021/06/d16e4964d3c09d58701437ddd3ca4a85.jpg)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2024.07.27
混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪
-
2024.07.27
-
2024.07.26
-
2024.07.25
-
2024.07.25
2024.07.24
やり投・北口榛花がオメガのアンバサダーに就任!パリ代表の阿部兄妹、早田ひなら6人
-
2024.07.20
-
2024.07.02
-
2024.07.24
-
2024.06.28
-
2024.06.29
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.07.27
中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム
7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]
2024.07.26
実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定
7月26日、朝日放送グループホールディングスは大阪・関西万博開催を記念して実業団と大学生のトップチームがタスキをつなぐ駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」の大会概要を発表した。 この大 […]
Latest Issue
最新号
![2024年8月号 (7月12日発売)](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/202408cover.jpg)
2024年8月号 (7月12日発売)
W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド